対人恐怖症を克服するために試したい3つのステップアップ術
2017/04/09
日本人人口の中には、心の病を持っている人が多く存在し、その中には、他人が怖い、対人恐怖症という症状を持っている人もいます。
人が怖いと思う気持ちは、考え過ぎの場合も多いのですが、本人にとっては、生活を脅かす程の悩みですから、何とか改善したいと思うでしょう。
対人恐怖症の治療は、人を怖いと思わないようにすること、つまり、人と対面して安心できる結果を生み出すことなので、人との対話が無ければ、改善していきません。
克服する為に必要な要素について、考えていきましょう。
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相手の気持ちを深読みしない
人は、人の心を読むことが出来ませんので、当然、人がどんなことを考えているのか、自分で判断しながら、人と接していきます。
こんなことをしたら、困るのではないか?嫌われるのではないか?と不安になり、自分を出すことが出来ずに悩んでいる人もいて、それが悪化してしまうと、人を避けるようになってしまいます。
相手の気持ちがこうだと断定するのではなく、プラス思考で、「きっと自分のことを好んでいてくれるはず」と思うようにし、自身もその人のことを好きになるように、努力しましょう。
人と上手く話が出来ない場合の克服法
対人恐怖症の多くは、人と上手く話をすることが出来ないという人も多いようです。
人が怖いので、人の顔を直視することが出来ない上、上手くしゃべれないとなっては、コミュニケーションの上では致命傷と言えるでしょう。
しかし、コミュニケーションは、単に話をするだけではなく、様々な方法で相手に伝えることが出来るので、まずは、そういったツールを使ってみると良いでしょう。
例えば、対面が苦手ならば、電話で、メールでと言った方法もあります。
手を使ったジェスチャーで伝えることも出来ます。
初対面の人にとっては、ちょっと違和感を抱かれるかもしれませんが、それでもこちらが一生懸命伝えようとしている姿に、相手も答えてくれるかもしれません。
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信頼の出来る心理療法士に出会うこと
対人恐怖症は、自分で克服するというのは、なかなか難しいものです。
専門的知識を持った第三者を介して、治療を行っていくことが、ベストなのです。
先ずは、信頼の出来る心理療法士と出会うことから始めてみましょう。
僕も精神科は合計8か所も渡り歩きました。ぶっちゃけ言ってしまえば、1年以上症状が改善せず、薬だけ出し続ける先生は力不足だと個人的に思います。
精神科の病気は長期的な治療が必要だと思われがちですが、実は1年以内に症状の改善が見られない場合は、それ以降もその治療法では効果が望めないことが多いです。
僕は他県に評判のいい先生を見つけて、その先生のもとで1年間の治療をして、他の先生の元では得られなかった大きな改善を得ることができました。
無意識のうちに、対人恐怖の原因となるものに、へばりついている癖を、心理療法士の見解で、見極め、その原因から、治療法を探り、結果的にマイナス的要素をプラスに変えていくのです。
勿論、心理療法士が治すのではなく、自身の気持ちの切り替えが克服に繋がってくるので、治そうという気持ちを強く持って、治療に努めていく必要があります。
対人恐怖症は、治らない症状ではないので、早めの治療で、必ず克服出来ますから、一人で悩まず、専門家に相談してみましょう。
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