コミュ障ライフ

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子供時代より悪化する大人のADHDの6つの症状

      2017/04/15

感情が不安定で、直ぐ流される

大人のADHDは、特異な言動や行動に一貫性が無く、どれも中途半端に放置してそのままなので、つい周囲が厳しく指摘すると非常に感情的になりやすいです。

またその感情も筋道があるものではなく、突然泣いたり、急に居なくなったり、その場から逃げ出したりするので、周りは呆れて相手をする気も失せてしまいます。

 

特に接客業などの職場では、怒られた感情を来客に対しても発現してしまうために、

職場全体に迷惑をかけることも多く、この症状、障害によってADHDの大人が失敗して就活に難がある要因の一つにもなっています。

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反省している感じがしない

これはADHDの症状の大人の障害、特徴の一つで、物事を短時間に記憶し整理することが苦手なので、

ミスを指摘しても全く感情が動かない、あるいはその場に合わない奇妙な笑顔や、無表情で顔を逸らしたり、

全く別の行動を始めてしまうなど、人の話を真剣に聞いていない素振りが、非常に大人のADHDの場合は表面化し、悪化しやすいです。

 

しかも、そのミスが簡単な作業や不注意でも、普通の人は覚えられる些末なことが多いので、

余計にミスが重なり、同じような態度を更に指摘され、パニックとなり感情的に流されやすい感じに、ADHDは障害を起点に症状が悪化します。

 

身勝手な行動が目立つようになる

ADHDの症状が大人になって障害が悪化する場合は、ほとんどが相手をする側が、脳の障害とは思っていないために、

言動や行動には一定のパターンがあるとはなかなか見抜けないものです。

 

しかも同じような指摘を強い言葉で言われる大人のADHDの人にも、怒られる内容の理解は一部わかるため、繰り返し言われてある種の麻痺をするようになるんですね。

投げやりな態度や、途中で突然持ってるものを投げたりして、あるいはいきなり帰宅したりなど、

突発的な行動が目立つようになると、ADHDで既に大人であれば、かなり悪化した症状として見ることが出来ます。

 

落ち着きのなさが、激しい首ふりや感情になって現れる

これはある意味では、その症状、障害としては、大人のADHDの末期に近いというか、

矯正とか指導がされず、幼少期に充分な教育を放置された年齢では中高年以上によく見られます。

 

認知症に誤解されますが、発達障害の理解も発見も無いまま、単なるその人の「性格」として、怠け癖や単に「頭が悪い」

と決めつけられ、成長して精神が固定化された場合などに、非常に良く見られる行動です。

特徴としてはとにかく人の気配や行動に過敏で、人ごみなどでは急にイライラしたり、怒りだしたり、

自分の生活環境が少しでも変化があると、周囲に八つ当たりしたり、わざわざ罵声や猛烈な批判をしたりします。

 

とにかく自分がどう思われてるか、あるいは何を言われるかだけに日常が支配されているので、

テレビを見ても周囲を何度も見たり、相手の顔を睨んだり、急に立ち上がったり、またはボーっと意味も無く窓を眺めたりと全く集中力が欠如し、

毎日同じ「規則正しい不健康」な生活を送るようになります。

 

大人のADHDは、イレギュラーの行動が苦手なので、かえって不規則な行動を嫌うからですね。

大人のADHDの他の症状としては、過剰な睡眠(惰眠)、居眠りやそれによる夜の睡眠不足、

偏食とか昼間でも意味も無く近所の庭を覗いていたり、操作や取り扱いが雑で物を壊したりしてしまいます。

 

通常の生活は普通、静かな環境かどうかは、その人の感情次第のところがありますが、

元来生まれつき人からまともに相手をされてこなかったために、非常に強い懐疑心が残ったままというのが、晩年に差し掛かった大人のADHDの悪化した症状ですね。

強いストレスで、周囲をいつも振り返る行動が多く、周りに一人座っているだけでも、イライラしている場合が多いです。

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過剰な飲酒と不安障害

認知症にやや近い症状ですが、ADHDが大人になって更に悪化した症状になると、精神不安から睡眠障害、

あるいは過剰な飲酒などによる、本能的な脳神経麻痺を試みるようになります。

 

元々お酒好きというより、「アルコールが習慣化」した状態で、

ADHDの場合は、アルコール中毒患者とは違って、「週末に飲酒を必ずする」といった、一定の自分なりのルールを持っていることがあります。

正常な人と違うのは、その飲酒の方法です。

家族では、お酒を普段はボトルを部屋に隠していたり、どんどんお酒を買って来ては部屋に貯め、家族には飲酒量をしられないようにしていたりすることがあります。

 

大人のADHDは発達障害が足かせとなり、症状が悪化する

子供とは違って、単なる発達障害として基本的な会話能力や集中力の欠如は、大人になった場合は程度の差の問題とされ、

それが障害ではなく、本人の「性格」として誤解されることが非常に多いのです。

 

そのため、周囲に迷惑をかけていても、「言葉で言えばわかってくれるはずだ。」と、ついつい怒りに任せて、感情的にADHDの方を説き伏せることが多いでしょう。

しかし多動性、あるいは衝動性とは脳神経で物事を効率的にとか、順序を整理することは、生理的にADHDの人は難しい障害を抱えています。

そこで「ルール」の本質である、「なぜそれをやらなければいけないか?」

 

よりも、まず「順序」や、「達成をチェックできる」あるいは、本人が「目で確認できる」などの、脳神経の補助、サポートが必要なのです。

障害は決して、理論では克服できません。そのことを周囲の人は理解しておく必要があります。


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