コミュ障ライフ

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残念なことにADHDは遺伝しやすい発達障害である事実

      2017/04/09

自分は親のADHDを受け継いだ?そして自分の子供にも遺伝する?

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発達障害の一つであるADHD(注意欠如多動性障害)は、社会の中で、人と違う行動・言動をしてしまうことで、場を白けさせ、避けられてしまうことが多いのです。

特に幼少期の頃のADHDは、性格の問題で、環境の問題、親の責任であると思われてしまいがちです。


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家族間で現れやすい

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しかし、これは性格の問題でも、環境の問題でも、ありません。

脳の発達障害が原因とされているので、病院にて正しい治療を行う必要があるのです。

しかし、親がADHDだから、自分も同じようになるのではないか?

遺伝するのではないか?と不安に感じている人もいます。

そこで、ADHDは遺伝するのでしょうか?

この症状は、人によって程度も種類も違うのですが、家族間で現れやすいとされています。

確実なデータではないのですが、親や兄弟の間でADHDになる確実は、

そうではない家庭と比べると、若干高く、ADHDになりやすいという傾向があるようです。

 

遺伝性ではなく、家族性

親から子へ、遺伝しているという考え方をされやすいのですが、実は遺伝性ではなく、家族性であるとされています。

なぜなら、遺伝性であれば、そっくりそのままの状態が現れるものですが、その症状が丸ごと全て継承されているというわけではなく、ごくごく一部が受け継がれているからなのです。

かといって、遺伝子とADHDの関係がはっきりしているわけではなく、まだまだ研究途中であります。

断定はできませんが、例えば糖尿病が家族いると、その中の誰かも糖尿病になりやすいというような漠然としたものでしょう。

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多因子性の可能性大

ADHD(注意欠如多動性障害)の患者さんは、発達障害なのですが、遺伝子が原因と言う訳だけはありません。

育てられた環境等も影響するので、必ずしも一つの情報だけに囚われてはいけません。

何かしらの問題を複数考えた上での治療が必要ということです。

それらの要因を一つ一つ解明し、解決していくことで、徐々に症状が安定し、改善させることも、夢ではないのです。

 

教育が大事

子どもはある程度の年齢になるまで、しっかりと教育を受けること、それがとても大事な要素です。

特に幼少期は、学校等の集団に入ることが無いので、保護者である親が教育をする立場なのです。

そういった教育者が、きちんとした教育を子どもにさせないのは、放棄したことになり、それが、発症のきっかけになってしまうのです。

親がADHDであると、思うような教育をすることが出来ずに、子どもも同じようにADHDにさせてしまう恐れがあります。

このように、遺伝的とは言えませんが、それでもその家庭の環境が、少なからず遺伝的要素を持っているということは、納得できますね。


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