仕事ができないのは社会不安障害が原因かも 代表的な3つの症状
2017/04/09
うつ病はよく聞かれる心の病ですが、心の病には様々な種類があり、その中の一つに、社会不安障害があります。
名前は聞いたことがある人もいるでしょうが、それが実際どんな症状なのかは、はっきりと分からない人も多いでしょう。
そこで、社会不安障害の症状について、お話していきましょう。
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SADはこんな病気
社会不安障害と言うと、ぴんと来ない人も、SADと聞くと、納得する人もいますし、逆に社会不安障害で納得する人もいます。
では、実際にどんな症状なのかと言うと、子どもが成長するに従って、感情も豊富になり、そして多くの集団の中で生活をすることになります。
学生時代や社会人となると、人前で何かを発言しなければならないことも多くなり、「人から悪い評価をされたらどうしよう」と悩み、それが焦りや不安を大きくさせて、結果的に、大事な場面で赤面したり、どもったりと、失敗してしまうのです。
大勢の前だけでなく、それは知り合いや友人と会う際にも、同じような気持ちになって、震えが出てしまう人もいる程です。
その為、人が怖くなって、ひきこもりになってしまう確率も高いので、早めの対処が必要です。
どんな症状が出る?
社会不安障害(SAD)では、人前に出ることで、強い不安感を持ち、それが自律神経を乱して、様々な症状が出てきます。
人によって違いがありますが、多くの実例からすると、顔がほてったり、人前でお腹が鳴ったり、おならが出たり、トイレに頻繁に行きたくなる人もいるでしょう。
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危険に陥る場合も
又、脈拍が高くなってくるので、呼吸が困難になり、酷い人は、呼吸困難で救急車で運ばれる事例も。
大量の汗をかいたり、吐き気がしたり、全身や手足の震えが出たり、めまいやパニック発作を起こす人もいます。
集団生活を余儀なくされている中で、人と接することは必須な為、こういった症状はとても生活しにくいのです。
若いうちから発症する!
多感な思春期はちょっとしたことでもすぐに感情的になり、コンプレックスに感じるものです。
それが、知らぬ間に社会不安障害を招き、生活が困難になる程の症状が出てから、治療を受けることで、治療期間は長引いてしまいます。
そうならない為にも、若いうちから、心のケアが大事であり、普段から多くの人と接し、色んな話を交えながら、コミュ障を治していくべきです。
社会不安障害は、誰でもがなりえる病気であり、今日は普通でも、明日には、不安と恐怖で人前に出ることが出来なくなったりするかもしれません。
何か自分は違うなぁと感じたら、すぐに心療内科や精神科に受診してみてください。
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