何個当てはまる?ADHDに多くみられる性格の特徴
2017/04/20
非常に飽きっぽい性格
まずADHDの性格の特徴とは、尋常じゃない飽きっぽさです。
注意散漫の多動性障害と、脳障害が合わさった合併症のようなもので、そわそわ落ち着きが無いのと同時に、
突発的に今の状況とは全く関係ない話を始め、しかも尻切れトンボのように中途半端に話が途切れます。
続きを聞こうと相手は質問しても無視されるので、これが非常に嫌な性格に捉われてしまう事がありますね。
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ズバズバ本当の事を言ってしまう
「空気が読めない」と言われる代表的なADHDの性格の特徴ですね。仲良く話していたら、突然「結構顔が面白いよね?」
とか、小さい兄弟を相手が連れていたりすると、「似てないね。」とか、前後の言葉が無く突然、相手にそのものズバリの事を話します。
この時、ADHD独特の感じは、表情が奇妙に笑顔を伴って明るい事です。
言われた方は「馬鹿にされた」と感じるため、これも非常にADHDが嫌われる性格の一つと言えます。
一緒にやっていたら、突然放置されてしまう
幼稚園児から社会人まで共通する、ものの考えと行動が全く伴わない突発的な行動の変化が、ADHDの人には多いです。
例えばお互い複数人で協力して何か、一つの遊びをしていたり、教室でグループで1枚の絵を描いて共同制作する時など、
突如その場には全く無関係な事をやり始めます。
鉛筆を投げたり、突然教室を飛び出しだり、あるいは会社では作業を中断して突如別の事を始めるので、
それを指摘して怒ると感情的になって泣き出したり、相手を睨んだり、あるいはその場から逃げたりなどです。
どうしても無責任な行動に見えるため、共同作業、あるいは協調性に欠ける身勝手な性格として、ADHDは特徴として見られることが多いです。
話が脈絡もなく長くて、切れない
非常に面白い筋やストーリーがある話なら分かるのですが、唐突に始まり主語も話の登場人物や出来事など整理せず、
「面白いんだ。」から始まり話を最後まで聴くと、何がどうなって面白いと感じたのかなど、話全体の意味がほとんどわからないことがADHDの会話の特徴です。
しかも、繰り返し何度か聞くと話の趣旨はやっとわかる程度の、一応整合性がある内容が多いので、回りくどく、
しかも話が奇妙に長いため、相手にイライラさせる要因となっています。これは、本人の本当の性格ではありません。
聞き手は「わざと話をややこしく作ってるだろう。」といった、ADHDの人の話は、途中から意図的に作ってる印象があるので、
性格が悪いと誤解されがちなんですね。とにかく会話のキャッチボールという、誰でも出来る特徴がADHDの障害では欠如しているのです。
変な格好を時々してくるが、指摘しても無視
何かのイベントやお祭りなど、周囲のテンションが高い様な状況に置かれると、
特異な格好や行動がオーバーになり、一緒にいる周囲の人がドン引きするような幼稚な行動をとる場合があります。
あるいはあまりにオーバーな言動や、格好も非常識ともとれる派手な服装で家からやってくる場合も印象はその人の性格や本質のように見えるでしょう。
しかしそれがADHDの障害の特徴です。TPOを考えたような無難な行動や言動、服装を用意出来ず、
かえって単なる「目立ちたがり屋」として嫌われる性格と捉われてしまう、ADHDの方は結構多いです。
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カンタンな約束を守れない
「ノートを明日貸して」とか、自分から「明日持ってきます」と言っていたにも関わらず、
平然と忘れ、それも非常に短時間で忘却する、これもADHDの特徴です。
しかも悪ぶれる様子もなく、忘れた約束を除外して仲良く親しげに話しかけたり、何でもない、
あるいはその約束自体がまるで「どうでも良い用事」のように、いい加減な性格に見えるかもしれません。
相手にはこれも馬鹿にされたような印象を与えるので、ADHDが嫌な性格として指摘される、ありがちな特徴ですね。
つまらない事にリアクションがオーバー
感情的とか、感受性が豊かというより、周囲の特にそれほど心が動かされない日常の光景に、
奇妙に注視して感情が左右され、場合によってはオーバーなリアクションを、ADHDの方は数多くやることがあります。
意味も無く舞い上がるような仕草、過剰な喜びの表現が「わざとらしい」と受け取れることが多いので、「いちいち反応がウザイ」と言われてしまう事も多いです。
ADHDの場合は、それが無意識なのか、わざとそうやっているのかが非常にわかりにくい、
判別しないくらい通常の反応なので、これは確かにADHDの人が嫌われても仕方ないですね。
繰り返しますがこうした感情的、発作的な衝動性はADHDの方の性格のせいではありません。これが発達障害の特徴なのです。
<h2人の話を頻繁に折る、そしてボーっとしている
相手が話をして最後まで聞かずに、例えば学校や職場の話をしている最中に、相手の服装や肌の出来物や、
昨日の話を始めて会話を頻繁に止めるのもADHDの特徴です。
相手は「自分の話は興味ないのかな?」と思って、その場で会話を止めても、その後人にべったりと近づき、
話を始めるので「自己中心的で、人の話を全く聞く気も無い」とADHDの人は、他人からよく言われます。
しかも、人当たりは結構良かったりするため、「鬱陶しい奴」とか、「馴れ馴れしい」といった感じで、
ADHDの人は、嫌われる性格として受け取られることがありますね。
しかも、話の途中で全く違う方向を向いたり、視線が定まらない感じに見える時もあるので、
「こいつは私を馬鹿にしてんだな。」と、非常に嫌われることもADHDの人は、身勝手な性格と受け取られる場合もあります。
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