ADHDと運動神経の関係とは?特徴を理解することでスポーツ万能になれる!
2017/04/09
発達障害のあるADHD(注意欠如多動性障害)ですが、知能的な障害があっても、運動系統においては、問題が無いと思われています。
実際はどうなのでしょうか?
うちの子はADHDと診断されたけど、運動神経に影響するのかな、と不安に感じるお母さんも多いのです。
そこで、ADHDと運動神経について、考えてみましょう。
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オリンピック選手とADHD
ADHDの人は、運動音痴なのかと言うと、そうとは限らず、これには個人差があるようです。
例えば、ADHDであると言われているマイケル・フェルブス選手は、北京オリンピックで、8個の金メダルを取得しました。
実際に、ADHDの子供を持っているお母さんの話では、運動神経は良いと言うお子さんも多いのです。
水泳とADHD
ご高齢の方や、足が悪いという方の適度な運動として、水泳は良いとされています。
水の中では、足への負担が少なく、歩きやすくなるので、水の中でのウォーキングが推奨されているからです。
野球やサッカーと言ったチームプレイは、ADHDにとっては、運動神経と言うよりも、人とのコミュニケーションに問題が出て上手くいかないというパターンになります。
その為、一人で思うように運動することが出来る水泳は、ADHDの人には合っているのでしょう。
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空間認識力について
ちょっと難しい話をすると、空間認識能力というのがあります。
これは、自身の身の周りにある物を認識する能力のことなのですが、野球やサッカー等、狙った場所にボールを蹴ったり、当てたりすると言う能力を指します。
医療機関にてADHDの検査をする際には、この空間認識能力検査があり、弱いという認定をされると、運動音痴であるというイメージを持たれてしまいますが、必ずしもこの能力が低いからと言って、運動音痴であるとは言えません。
スポーツの中には、様々な種類があり、自分に合った分野もありますので、諦めず、探してみることです。
落ち着きが無い症状こそが、運動
ADHD(注意欠如多動性障害)の人は、常に落ち着きが無く、むやみに動いているのですが、この動きこそが、運動神経と関係がありそうです。
つまり、常にエネルギッシュなので、このエネルギーを運動に変えれば、運動能力は伸びてくることでしょう。
勿論、ADHDの人でも、運動することに疲れると、心身ともに落ち着いてくるので、いつも動きまわるわけではないのです。
この状態を上手く把握することで、将来のプロスポーツ選手になれることも、十分可能と言えるでしょう。
うちの子供は駄目と思わずに、子どもの可能性を上手く導き出してあげてください。
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