工場で勤務してみたらコミュ障にとっては天国だったけど余計悪化した話
2018/02/16
コミュ障は工場勤務に向いていると言われますが、メリット、デメリットが存在します。
なので、どのようなメリット、デメリットがあるのかを学んでから、工場勤務の仕事内容について詳しくなったほうが、より自分に合った仕事先を選べるようになるでしょう。
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相性が良いと感じる人が多い
コミュ障は工場勤務と相性が良いのですが、その理由は以下のとおりです。
まず、最低限のコミュニケーション能力で働けるようになっているので、コミュ障でもトラブルが起きるというケースは稀でしょう。
さらに、工場勤務が上手く続かなかったという場合も、新しい職場を見つけるまでに、あまり時間がかからないという利点が存在します。
例えば、工場勤務は正社員、準社員、契約社員というふうに、好きな雇用状況で働けるようになっていますので、正社員登用を意識しているわけでなければ、準社員以下の雇用状況で問題ないのです。
しかも、地域だけでなく日本のどこにでも工場が存在しますので、自分が好きな職場が見つかるまで、契約社員として仕事先を転々とされていても、特にトラブルにつながることはありません。
このような利点が存在するので、コミュ障は工場勤務に向いていると言われるのです。
ただ、能力は工場勤務であっても問われるので注意してください。
例えば、交代制(シフト制)に慣れているのかどうかを聞かれることがありますし、残業時間が長くても平気かどうかを聞かれるケースもあります。
また、コミュニケーション能力が低いほど採用されやすくなるわけではないので、面接を上手に突破できるだけの能力も試されます。
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工場勤務が向いていると言われる理由
コミュ障の強みを活かせるため、コミュ障は工場勤務に向いていると言われるのですが、具体的には、以下のような強みを持っている人ほど、工場勤務で多くのメリットを得られるようになります。
まず、コミュニケーションが苦手というよりも、拒否することが多い人のほうが工場勤務が楽です。
というのも、話しかけてくれる人がまったくいないため、適度なコミュニケーションを期待してしまうと、結構精神的に辛い場面が存在するからです。
コミュ障の方は、孤独に慣れている人が多く、その影響で夜勤専門の勤務をこなしている人もいます。
しかも、大手の工場ほど人手不足に悩まされている状況となっているので、勤務時間が長く、且つコミュニケーションがまったくない大手で勤務できる人は、待遇面にも満足しながら仕事をこなせるようになるのです。
他にも、コミュ障の方は責任感が強いという強みもあります。
自分でなんとかするを地でいっている人が多く、そのため、誰かに頼りすぎて仕事をこなす人が少ないのです。
そのため、しっかりと仕事を覚えたいという意欲があり、また、技術者としての可能性を引き伸ばしたいという人であれば、工場勤務においてバリバリ活躍できる人になれるかもしれません。
このように、工場勤務の見方を変えると、コミュ障のほうが工場勤務で活躍しやすい事実を良く把握できるようになります。
大きなデメリットも存在する
コミュ障の工場勤務ですが、デメリットも多く存在するので、デメリットに関する詳細の案内も行わせていただきます。
まず、コミュニケーション能力を求められる工場が、少しずつではありますが増えてきました。
例えば、電子部品製造に関わっている工場が該当します。
昔であれば、職場が製造と管理に分かれていたのですが、今では製造、管理を同時にこなすというケースが増えてきたのです。
コミュニケーション能力を求められるのは管理に関する仕事で、受注生産が上手くいっているのか、そして、製造で用いる部品が搬入されているのかを聞かれた際、上手に受け答えをできないと、コミュニケーション能力が低いと評価されることもあります。
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