緊張で文字も書けないほどの手の震えだった震えを改善した3つの方法
2017/04/09
コミュ障の僕は、人前でプレゼンするときなど緊張で手の震えが止まらなくなることがあります。
「本態性振戦」という病気が原因で手の震えが起きることもありますが、これは病院で診察を受ければ治るようです。
しかし多くの手の震えを悩んでいる人は、肉体的な病気ではなく、精神的なものからくる震えがほとんどです。
僕は今でも手の震えを完璧に治したわけではありませんが、文字も書けないくらいひどい状態のときと比べると、8割がた震えを抑えることに成功しました。
本やネットを読んで仕入れたことを実践したのですが、今回はその方法をご紹介します。
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手の震えの原因は「人の目」
まず緊張して手の震えを止めるには、なぜ手が震えるのか?という原因をつきとめなくてはいけません。
これって深く考えていけば、結局は人の目が気になっているんですよね。
大勢の前で話すときに緊張するのは、人に失敗を見せるのが恥ずかしい。
ダメなやつだと思われるのが怖い、というネガティブな理由からです。
僕はあまりありませんが、1人で自宅でいるときでも手の震えがある人もいます。
そんなときは、何かを失敗するんではないかと怯えて、その先に、誰かの顔を思い浮かべてるのではないですか?
誰一人にも失敗を見られず、誰からも興味を持たれていなければ、精神的なことが原因での手の振るえは起きません。
もし何の不安も感じていない時にも手が震えるなら、それは肉体的な病気の可能性があります。
パーキンソン病や脊髄小脳変性症・小脳腫瘍、低血糖症状などで手の震えの症状が出ます。
精神的に思い当たる節がないときは、病気の方を疑った方がいいですね。
肉体的原因も3割
手が震えていたときのピークを考えると、社会人2年目に突入したときに手が震えだしました。
1年目の何も分からない新人じゃもうない。
2年目らしく、後輩ができるし少しはしっかりしなくちゃならない。
仕事量は1年目より増えて、残業が多くなり一人暮らしのため生活が不規則になり、栄養が偏る。
そんな生活を送っていた時、緊張したときに手が少しずつ震えだすようになりました。
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交感神経と副交感神経のバランス
じつは後から知りましたが、精神的なことが原因の手の震えでも、その3割ほどは肉体的な要因が原因になっているそうです。
人間の体のバランスは、交感神経と副交感神経によって支えられています。
これが不規則な生活で崩れてしまうと、バランスが悪くなり、ちょっとしたことで手が震えだしてしまうという症状になって表れます。
交感神経と副交感神経のバランスを整えるためには、朝7時~9時の間に太陽光を浴び、太陽の光からメラトニンとセロトニンを取り入れます。
とくにセロトニンが手の震えには重要で、セロトニンは気持ちをリラックスさせる精神安定作用があります。
これは天然で万能な薬のようなもので、とにかく朝の光を浴びれば憂鬱な気分って飛んじゃうものです。
2年目のあの時期は、一時工場勤務を任されて夜中働き、朝の光を浴びる時間にはカーテンを閉め切って寝ていたこともかなり大きな原因になったと思います。
炭水化物を食べよう
また、食べ物も重要で、精神的に不安定な人は炭水化物の摂取が少ないそうです。
炭水化物ダイエットなんて流行っていますが、これやっている人ってイライラしている人多いですよね。
炭水化物は神経をリラックスさせ、体のエネルギーになる重要な栄養素ですから、これが少ないとそれは不安定になります。
太陽光と炭水化物をしっかり取り、規則正しい生活を送る。
こんな普通のことで、手の震えが改善されたり、文字が書けないレベルだったのが、ちょっとした揺れ程度に収まることがあります。
手の震えの逆をする
「逆説志向」というやり方ですが、緊張して手が震えだしたら、もう思いっきり手をぶんぶん振っちゃってください。
無意識に勝手に手が震えてしまうというのを、逆に意識的に動かすことで、それが自分が動かしていることになります。
すると意識的なことと無意識的なことが体の中であわさり、手の震えが収まる場合があります。
このやり方のポイントは、手を意識的に震わせ続け、手の震えがあたかもシンクロしたかのように、自分でコントロールできているという意識を持つことです。
少し訓練は必要ですが、手が震えた時はこの動作をして、「この震えは自らが起こしている動作なのだ」と頭に刷り込んで暗示をかけて下さい。
この方法を習得すれば、かなり抑えることが可能です。
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