コミュ障と発達障害は似ているようで全く違った!その見分け方とは
2017/04/09
コミュ障の方が錯覚しやすいことは自分がこうなった原因は発達障害ではないかということです。
残念ですが、それは大きな間違いだと判断しなければなりません。
コミュ障と発達障害は全く異なりますし、他人との関係の考えも異なります。
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コミュ障と発達障害は違う!
コミュ障や対人恐怖症の方で思い込みやすいのは「自分が発達障害だからコミュ障なのではないか」ということです。
残念というか、幸いなのは、発達障害の方は自分がコミュ障かどうかを考えません。
なぜ自分をわかってくれないかということで苛立っていることが多いのです。
加えて発達障害だと認識するには専門医の判断が重要で、自己判断では発達障害を確認できません。
もしもコミュ障の原因は発達障害だと考えているならやめましょう。
発達障害だとしても、認知療法で自分の考えの歪みを直していくことができますが、コミュ障は自分から働きかけていかないと、治すことはできません。
発達障害とコミュ障は一見関連しているように見えるのですが、他人をとらえる感覚が全く違います。
コミュ障の多くが自分に苛立つのに対し、発達障害の方の多くは指摘された場合、自分を理解しない相手に苛立つという違いもあるのです。
コミュ障であれば自分でなんとかなる
コミュ障と発達障害の違うところは、コミュ障が自分で訓練を積んでいけば自分なりにコミュ障を脱出できることです。
でも発達障害の場合はうまく世間と折り合うために、専門医や専門知識を持つカウンセラーのサポートが必要になります。
これは大きな違いではないでしょうか。
そこで自分がコミュ障なのは発達障害が原因なのか?ということはこれでわかってきたのではないでしょうか。
それに発達障害の方は自分が普通だと考えますので、自分がコミュ障かどうかに関心がないのですから。
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コミュ障の原因と発達障害
コミュ障や対人恐怖症を発症させてしまったきっかけがあるでしょうか。
もしも心当たりがあれば、そのきっかけを考えていくことからでも、コミュ障を脱出することは難しくありません。
しかし発達障害の場合は自分のルールが絶対的であり、そのきっかけが理解できないということが多いのです。
発達障害を抱えている方の多くは自分を理解してもらえない理由を考え付かない部分も多く、その結果、病んでしまうこともあります。
つまり発達障害はあくまでも自分ルールを守らないと自分がわからなくなってしまうのです。
それに対し、コミュ障は他人に異常に気を遣うという面があります。
気を遣いすぎるから、挙動不審に見えることがあるということも知っておくと、納得できればコミュ障です。
嫌われた際に自分に原因があると考える傾向があるのがコミュ障で、相手に理解がないからと考えるのが発達障害と考える方もいます。
そこを覚えておくと、混乱しないで済みます。
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