普段から?緊張している時だけ?どもりの正体を解明する
2017/04/09
話をする際、相手に伝わるように、こと細かく説明していくことで、上手くコミュニケーションを取ることが出来るでしょう。
しかし、世の中には、この会話が上手く行かない人もいるのです。
自分の言葉を伝えたいと強く思うがあまり、緊張してしまい、声が上ずってしまった、なんていう経験はありませんか?
又、どもってしまったと言う人もいるでしょう。
そもそも、どもりとは何なのでしょうか?
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どもりの正体
どもりとは、「吃音」と書き、一つのコミュニケーション障害です。
思っている言葉が出てこなくて、流暢にしゃべることが出来ず、結局相手に伝わらないままで終わってしまうのです。
集団の中で生活することが多い日本人にとって、上手くコミュニケーションが図れないと言うのは、致命的でもあります。
その為、早い段階で解消しなければなりませんが、意識してしまえばしまうほど、「わっ、わっ、わたしはぁ・・・」とどもりが酷くなり、相手に失笑されてしまいます。
本人にとっては、とても真剣な悩みなのに、軽くあしらわれては、何とも悲しいですよね。
どもりの種類
どもりと一言で言っても、種類があり、大まかに分けると、3つに分かれます。
先ず、連声型と言うのは、何度も同じ言葉を連呼してしまう人で、「こっ、こっ、こんにちは」と言った感じです。
それから、伸発型では、「こーーーーーーんにちわ」と言った感じで、ちょっとふざけた感じに見られるので、もしも上司に対しての言葉であれば、怒られるでしょう。
そして、最後は、無声型で、「こ・・・」と言うように、言葉が続かない状態で、相手に理解されません。
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悪循環が招くどもり
自分がどもりであると言うことを指摘されたり、自身で気づいたりすると、そこから、誰かとしゃべるときに又同じようにどもるのではないか?
と思ってしまいます。
この精神状態が、益々どもりを助長させてしまっているので、自分の中で、「どもりは治る、自分はどもってない」と暗示をかけて、直していくように努力すべきです。
「どうせ分かってくれない」とマイナス思考に陥ってしまうと、益々どもりは酷くなって、悪循環です。
医師による治療を受けながら、自身も普段の生活の中で改善していくように努力しましょう。
不安や恐怖は誰でもあるのですが、それが極端に多く出てしまうと、色んな事に対して、消極的になりがちです。
どもりだからと何でも諦めることなく、自身からどんどん積極的にコミュケーションを取って、自分の言葉をしっかりと話せるように、訓練していきましょう。
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