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ADHDとアスペルガーって似てるけど相性はいいの?ADHDの僕の体験談

      2017/04/09

一部で広がるADHDとアスペルガー症候群が相性がいいという話

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インターネットを中心に、「ADHDのような発達障害とアスペルガー症候群は、症状が間逆なので、相性がいい。」といったような、

一見説得力のあるような話が出回っています。

でも、ADHDの僕の経験上、アスペルガーとはうまくいかないことのほうが多かったです。

今回はそんなADHDとアスペルガーの相性についてをご紹介します。

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アスペルガー症候群とは?

自閉症がある種の知的障害であることは、医学的に判明していますが、

その知的障害がないある程度のコミュニケーション能力を持つのが、ADHDやアスペルガー症候群の特徴です。

つまり簡単に解説するなら、それは社会性における能力の低下ですね。

 

言ってみれば、子供の特性を大人になってもそのまま継続して、残してしまっている点が、社会生活では障害として受けとられているのです。

アスペルガー症候群とADHDが非常によく似ている部分は、周囲からその人の「性格」として受け取られるところです。

アスペルガー症候群は「空気を読まない」とか、「感情的」とよく見られがちです。

 

これは脳の中での理解がパニックによって、脳神経が混乱して情報を伝達するからです。

「目がよく泳ぐ」とか、「表情が時々こわばる」、「意味なく笑ったり、突然無表情になる」など、

非常に感情が不安定に見えるのが、典型的なアスペルガー症候群の特徴です。

また理論的に物事を整理して頭に思い受かべるのが上手く行かず、突発的な行動や言動も多いですね。

 

脳神経障害である点はADHDとは似ているのですが、ADHDは躁うつ病、脳神経障害は統合失調症に症状がやや近いです。

また、相手の行動や立場を自分の頭で想像して考えるといった、

仮定を前提とした考え方はアスペルガー症候群は欠落しており限りなく主体的ですが、一方でADHDの人は主体的に行動する事ですらも、順序を整理できません。

つまり相性が合いそうで、実は症状は真逆で共通点は無いんです。

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ADHDとアスペルガー症候群は相容れない

結論として、ADHDとアスペルガー症候群は症状が真逆に見えてますが、共に互いの不足を補う関係は、第3者の補助なしでは築けないでしょう。

相性はどうもうまくいかないようです。

ADHD、アスペルガー症候群も、共に主体性のあり方に大きな問題を抱えているからです。

 

ADHDは居所的な集中力をまるで自閉症のように、繰り返し継続する事ができますが、想像力という能力が欠如したアスペルガー症候群の場合は、

感覚過敏で一つの事に対して繰り返すことや、集中力にはかなり常に欠けていることがあげられます。

実際、私も以前お付き合いした人の中に、アスペルガー症候群の傾向がある人がいまして、非常に突発的で、

なんでも思いつきで行動し、時には人間関係で非常にトラブルになってました。

 

ただしアスペルガー症候群やADHDにしても、問題となるのは対人関係において、周囲が対処方法を知らないだけで、

双方とも1対1で落ち着いた静かな場所で、話をよく聞くとか話の根本や筋をなんとなく理解することで、改善や治療を勧められるケースが多いです。

問題はやはり周囲の障害への理解、これ一点に尽きるかもしれませんね。


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