コミュ障ライフ

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体を動かして脳機能を向上!ADHDに向いているスポーツ

      2017/04/09

ADHDに向いていないスポーツとは?

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ADHDが非常に苦手とするのは何でしょうか?

今ではADHDは一般的にも話題になり、多くの情報がインターネットでも、メディアでも様々な媒体で得られるようになっています。

「注意散漫」とか、「集中力の欠如」あるいは「人の話を理解できない」とその症状は列挙されますが、

脳神経系の症状というのは、認知症やパーキンソン病、発達障害も共通点は行動や言動から症状を推測して、それを抑制するという治療は行われません。

 

言葉は、単に脳神経の中での情報がつながらないことに起因し、一つの小さな視覚情報や聴覚から入ってきたものを、非常に小さな単位でしか記憶出来ないからです。

言ってみれば、「新しい行動」や、やったことが無い作業は非常に不得意なのがADHDの大きな特徴となっています。

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チームワークは全般苦手

それを基準とすると、チームワークを要求するバスケットボールや野球、サッカーなどの場合は、

症状がある程度落ち着いたら行えますが、闇雲に運動機能で脳機能を補おうと、ちょっと早すぎますね。

 

いきなり子供をそうしたコミュケーションが必要なグループに入れてしまった場合、かえってチームの足を引っ張り、

ADHDの症状がマイナス要因となって、悪化して行く恐れもあります。

僕も本当に好きなスポーツはサッカーですが、監督に「お前はチーム全体のことを考えられない」といって、万年補欠の学生生活でした。

サッカーの技術自体はうまくても、チームプレーの能力がADHDの思考力では欠けていたんですね。

 

発達障害は、単純なことは優れている

コミュニケーションが足らないから、それを同じ手段で治そうとするのは、かえって危険です。

確かにADHDでありながら、プロスポーツ選手は存在すると言われていますが、それは恵まれた家庭環境でのADHDへの理解や、得意分野を活かしてそれを夢中にさせるだけの、環境が揃っている場合に限ります。

結構有名なスポーツ選手でも、家庭環境はある程度恵まれていると言えます。

 

まずADHDの人の非常に優れている部分は、単調な事を苦に思わないという点です。

「ADHDは集中力がない」と言われますが、それは周囲の環境に情報がADHDの人にとっては多すぎるからです。

ADHDの人も、小鳥のさえずりや水の音にまで過敏に反応しているわけではありません。

 

脳の中で言葉や行動の意味を理解しなければならない時に、脳が混乱しているのです。

ではADHDの人にとって、非常に合っているスポーツは何かといえば、それは「競争」です。

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個人スポーツは非常に優れている場合がある

小学校時代に、同クラスに発達障害と知的障害を持った人がクラスメートいましたが、双方とも「徒競走」は何の問題も無く出来ています。

もちろん足が早いかどうかは別として、スタート合図からゴールを目指すという一方向での競争は全く何もごく普通の子供と変わりません。

他は、これは幼少時代の訓練によりますが水泳も非常に取り組めるようです。

 

これは周囲に様々な人の会話が聞こえようと、目的は泳いで目標地点を目指すだけです。

全国にある知的障がい者施設のなかには、水泳指導をしているところが多いのは、

指導は先生の動きを理論でなく、「真似る」、「動かす」の2つが中心だからです。

 

行動を頭で覚えるのではなく、体に慣れさせ身体の中に記憶させるので、思考力はあまり必要としません。

水泳は転んで痛みを感じることも無く、常に指導員のサポートが1対1である場合も多いのです。

また水泳は単純なスポーツでも、高い身体能力を必要とする高度なスポーツですから、

「目的に向かうための行動」をより体力や身体能力を鍛えることで、非常に向上させることが出来ます。

 

充分安全面には配慮が必要で、専門性のある指導員の援助も必要です。

可能であるなら水泳はADHDなどの発達障害では、非常に効果的なスポーツと言えそうです。


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