遠くてもかかりたい!ADHDに強いおすすめ病院の専門医3人
2017/04/09
なかなかいない専門医
元々は幼児から生育中、養育中の小さなお子さんの発達障害からスタートした分野が、ADHDの医療現場ですので、全国に専門医は非常に少ないです。
心療内科を受診しても、多くは睡眠障害、アスペルガー症候群、自閉症や躁鬱などでは、外来も最近では充実してきています。
しかし、ADHD外来は非常に少ないのが現状です。
今回は、日本の中でADHD専門外来や実績を持つ専門医がいる、ぜひ遠くてもかかりたい病院をご紹介します。
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唯一先駆的なADHD外来を持つ病院
・専門医一人目:昭和大学付属烏山病院
全国でもいち早く、ADHDと発達障害の専門外来が作られた病院です。
1963年に当時の法律だった精神衛生法に基づき、東京都指定病院の認定を受けた精神病院といては中核的な存在です。
設立は大正15年、それから昭和大学に寄贈された経緯を持ちます。
外国人や、アルコール依存症などの専門外来がある他、思春期に見られる一時的な統合失調症など、入院体制が整っています。
この病院の院長が加藤進昌さんで、新宿区公益財団神経研究所清和病院の理事長も兼務しており、
自閉症とアスペルガー症候群を統合したASDなどの研究では、第一人者です。
そのため、発達障害に関する医師が女性も含めてかなり揃っています。
全国でもよく知られ、受付開始午前8時30分から予約が2時間で埋まってしまうこともザラです。
あまりに問い合わせが多くて、電話回線がつながらないほどです。
予約受付は毎月決まったたった1日しかないので、なんとかこちらへ受診できれば、就労に合わせた適切なプログラムを受けることが出来ます。
実績のある専門医が在籍する専門病院
・清和病院
東京都新宿にある、昭和大学付属烏山病院同様、加藤進昌さんが再診で担当している精神科と心療内科の専門病院です。
看護職員が多く、一人に対し15人~30人体制、看護師比率70%、常勤医師が5名と充実した専門病院です。
産業メンタルヘルスも対応しており、睡眠外来、発達障害外来などの2つの外来で大きな特徴があります。
家族相談も有料ですが、ソーシャルワーカーも在籍し、最初の相談としてまずは受診してみるのも良いでしょう。
やはりポイントは加藤進昌医師が在籍していることですね。
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変わった経歴と変わった治療法を実践するクリニック
・専門医二人目:ベスリクリニック
神経学から、東洋医学を学び、産業医あるいはコンピュータクラブの会長を歴任しています。
厚生労働省、外資系コンサルティングファームでマネジメントを学んだ、異色の院長、田中伸明さんが院長をしておられる医院です。
薬に頼らないメンタルヘルスケアをモットーとし、薬を処方する足し算の医療ではなく、心理療法に重点をおいた診療医が在籍しています。
自分がサラーマン時代だった頃の悩みから、カウンセリング分野に目覚めた人で、社会復帰を目指す上では、受診は価値あるものになるかもしれません。
僕も行ったことがある信頼できる病院
・専門医3人目:田町メンタルクリニック
通院で障害となるのが、診療時間がなかなか社会人だと合わないことですよね。
この医院では、 東京大学医学部卒業、東京大学医学部付属病院精神神経科の研修後、
数々の病院経験豊富な網野賀一郎さんが院長で、同時に専門医のメンタルクリニックです。
非常勤で臨床心理士も在籍し、成人ADHD外来を設けている専門という数少ない医院です。
事前に公式サイトからADHD問診票や心理検査をダウンロードし、18歳以上で予約料が必要ですが、非常に正確な診断をしてくれるのでお勧めです。
共存疾患識別判断や、可能であれば小学校時代の通信簿持参や母子手帳持参で、最新医療の治療を受けることが出来ます。
こちらも産業医を行っていますので、信頼度は高いでしょう。
以上で、厳選したADHDの病院やクリニックをご紹介しました。
尚、ご紹介したところは、私見によるご紹介ですので、治療経過や完治を保証するものではありませんので、そこはご了承ください。
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