コミュ障ライフ

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ADHDのコミュニケーション苦手をなくす3つの細かいテクニック

      2017/04/09

ADHDのコミュニケーションの特徴

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まず、これは大人の場合ですが数ある症状が、インターネット上には症状の分類として挙げられています。

しかし、ADHDとは本来、発達障害の分類でその範囲を広げただけです。

一つ一つの症状を改善しようとしてもあまり意味はありません。そこで、最初にたった一つだけ覚えて欲しいことが次です。

 

「新しい記憶が整理できない」如何でしょうか。

実はADHDのすべての行動障害は記憶と密接に関わっています。

今回は、ADHDが苦手なコミュニケーションについてを、僕の体験談を通してご紹介します。

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過去の体験や失敗を忘れる

去の話も既に記憶した中で整理できたものは、ADHDの人ともコミュニケーションは成立します。

しかし、日常の生活というのは、思いもかけない時間に宅急便が来たり、

公共料金の支払い期日や、急な人ととの約束事、あるいは仕事では昨日まで無かった作業が発生します。

 

こうした新しいことは、過去の経験から記憶を呼び起こして普通の人は、何の問題も無く出来ます。

しかしADHDの人は、過去の記憶を呼び戻して新しいことは出来ないのです。

普通の会話もまったく同じで、人はいつまでも同じことを繰り返して話すわけにはいきません。

日々新しい情報が頭に記憶され、それによって話も昨日とは違う事が当たり前です。ADHDの人は、この更新が出来ても引き出す手段が無いというわけです。

 

テクニック1:ADHDの人の会話術

まず親しい人がいたなら、コミュニケーションの中で自分が病院やクリニックにかかっていることを確実に伝えることです。

ADHDではなく、脳の障害がある事を人に理解してもらうには、第3者の客観的存在が必要です。

次に、何か約束をする機会があったら、その約束の話題を面倒でも何度も機会のある度に、自分に伝えて欲しいとお願いします。

この何度も反復するというのは、発達障害の人が実は最も得意なことなんです。それよって記憶が固定されやすくなります。

 

そして人と会話するときは、必ず1対1で行う事です。

ADHDは脳に入ってくる情報を整理し、今必要でない事や、覚えなければならないことを取捨選択できません。

時々感情的になったり、落ち着かなくなるのは、人には何でもない雑音がすべて覚える情報としてインプットされます。

情報は1本である必要があります。

 

テクニック2:自分がADHDなら、静かな場所を選ぼう

自分がADHDでも、インターネットや掲示板で自分のことを冷静に投稿できるのは、

パソコン画面やスマートフォンの画面は、それさえ見ている限り相手が何かをしゃべることはありません。

つまり、テレビと同じ一方向で相手に言葉をいう事が出来ます。

 

これは、精神的な落ち着きではなく、そうしたパソコンをする環境に影響されていることがわかります。

要は本当のコミュニケーションではないから、ADHDの人もできるですね。

ADHDの大きな誤解は、コミュニケーションにおいて、その行動や言動で「分類できる」と誤解されているところです。

 

例えば発達障害の一つLD(学習障害)の場合、これは学校教育という集団で同じことをする場合に問題となるため、この克服として改善を目指します。

つまり成長過程の中で、どうしても能力の差が出るのは、誰にでもあるハンディキャップなんです。

 

問題はそれを学校や社会などで、決まったルールを覚え克服する際に生じます。
ですからそうした環境で自分を変えようというのは間違いかもしれません。

静かに落ち着いた環境で、じっくり1対1で向き合うのがADHDの場合でも正しい会話術です。

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テクニック3:ADHDの会話術の基本

発達障害の方との会話の基本と、ほぼ同じです。

まず言葉自体はごく普通ですから、ADHDの人が話を始めたら、

とりあえず相槌か、「うん」とか、「ええ」など短い言葉で返事をして、途中で話が混同して意味が分からなくてもとりあえず聞きます。

 

話の中身がとりとめの無い、全く捉えようがない場合でも、全部聞きます。

相手の話がひと段落したら、その話の中の「一つ」にだけ絞ってそれについて話を合わせます。

 


ADHD「昨日電車に乗って、無理なことを言われて出来なくて、でもやろうと思っていたけど、責められて泣いたけど寂しくないです。

あんなこと言わなくても、がんばれるし。」

話相手※話を聞き終えてから「寂しくないくらいだし、続けてみたら?」

ADHD「でも面白かったですよ。よく笑えるし、あ、この鞄私も持ってる!素敵ですよねこれ。趣味が同じでよかった!」

話相手:「じゃあそれはいい所かもしれないね。それって学校?」

根本的に何を話題にしてるのか、筋を読むのではなくこの会話では「何か酷いことをいわれたんだな。」

というテーマを掴んで会話をしています。

 

なかなかテクニックが要る部分ですが、こちらが返答をするときに、ADHDの方の記憶を「学校?」という部分で引っ張り出してきています。

ADHDの方と上手に会話する場合も、相手は自分で話をリードしてはいけません。

実はこの手法は、パーキンソン病や認知症患者のリハビリでよく使われます。

必ずヒントを与えながら、記憶を上手にこちらからつなげてコミュニケーションを行う感じですね。


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