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うちの子供はADHD?病院の検査方法と持っていく物・事前準備リスト

      2017/04/09

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僕は大学生のころにADHDだと診断されましたが、現代ではADHDは昔より認知度が広まってきたように思えます。

そのため子供のADHDの発見も早く、親が気が付きやすい状態となっています。

今回はADHDと疑いのある人はどのような検査方法からADHDを診断するのかの方法について。

そして検査を受けるにあたって、事前に準備しておいて持って行った方がいい物をまとめます。

大人のかたで、自分でADHDの検査に行くというかたも準備しておきましょう。

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ADHDの検査方法

ADHDの検査を受けるためには、病院で精神神経科を受診することになります。

精神神経科って聞くと行きたくないな~なんて初めは思ってしまいますが、まずは行ってみましょう。

日本ではネガティブなイメージですが、アメリカなんかでは日常的に利用されているんですよ。

日本は精神的とつくと、何かと甘えだの弱いだの、すぐに根性論で片付けて、それこそ非論理的な話になりますからね。

検査をきちんと受けて、「自分はADHDという障害なんだ」と気が付けることが第一歩になります。

 

まずは医師との面談

精神神経科ではまず、機械を使った体内部の検査ではなく、医師と面談することが一般的です。

現在悩んでいる内容や具体的な症状、日常生活の挙動について詳しく話す必要があります。

「ADHDかもしれないと思う」ということは、医師にも伝えましょう。

 

しかし、「ここで自分はADHDなんだ」、「この子はきっとADHDに違いない」と、思い込むのはやめましょう。

思い込んでしまうと、心理的に勝手にADHDの症状ばかりを誇張して医師に話してしまったり、病気を診断するための公平さが失われてしまいます。

お医者さんの困ったランキングでも、「患者が自分の病名を決めつけて相談してくる」ということが一番困るそうです。

他の病気や障害の可能性もあるのに、素人判断で決めつけてこられるときちんとした診断が下せませんからね。

 

ADHDだと思う症状、まったく関係のない気になる点や日常生活のことなど、すべてをお話ししましょう。

とくにADHDは似たような障害が多く、アスペルガーや統合失調症のような病気である可能性もあります。

 

医師からの確認

全てを話た後は、その話を元に医師から確認のための質問や経緯を整理することになります。

「授業中席をたってしまうけど、それは何の授業中?算数?国語かな?

どの授業でも立ってしまうのかな?」

など、医師は細かく聞いてきます。

一見素人目には何に関係するかわからないような質問もありますが、本当にADHDなのか。

それとも違う病気なのかを判断するために、様々な角度からの質問があります。

子供を診察に連れて行くときはお母さんが話しすぎてしまいますが、医師からの質問には子供に応えさせるようにしましょう。

その模擬応答の仕方でも診察内容が変わってきます。

 

病名が下される

ADHDの場合は、身体的な検査はせず、医師との面談のみで病名が下されます。

本当にADHDだった場合は、早ければ10分以内に診断が下される病院もあります。

機械を使っての診察はないので、とてもスムーズなんですね。

ただ何らかの理由で成長過程が分からない場合は、保留という形を取られることがあります。

 

気になるときは別の病院へ

すぐに診断結果が出て病名が判明するのはスムーズなんですが、ADHDは身体的検査がないため、診断結果が誤診される場合もあるようです。

僕のADHD仲間にも、子供のころ診察を受けて正常だという判断を受けたのに、やはりおかしいと感じ大人になってから診察に行ったらADHDと下されたという人がいます。

医者がいうことは絶対ではなく、ときには間違える診断もあるということを頭にいれておきましょう。

とくに数字として表に出ないADHDなので、必要に応じてセカンドオピニオンを検討しましょう。

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ADHDの検査時に持っていく物

必ず必要というわけではありませんが、持っていったほうがより確実な診断を下される確率が高まります。

たま~に持って行った物を「あーはいはい」という感じでほとんど見もしない医者もいますが、これは僕の経験上地雷医者です。

診察されている本人、その付添いの親、第三者の目線が入った物など、全てをしっかり聞き、目を通してくれる医者が名医である可能性が高いです。

 

日常生活の行動メモ

日常生活のスケジュールや行動を細かくメモしておきましょう。

とくに木の本数を数えなければ気が済まない。一つのことに集中して人の話が聞こえなくなることがある。

など、こだわりが強いところや人からおかしいと指摘されることを中心にメモしておきましょう。

異常性はなかなか自分では気が付けないので、人から「変わってるよね」といわれたり、怒られたりしたことをメモしておきましょう。

 

学校の通知表

学校の通知表には先生の学校生活におけるコメントが書かれています。

本人の主観的な話や、学校生活には関わっていない親よりも、第三者の先生の意見は参考になる場合があります。

とくにADHDの場合は、「協調性がない」「集中力がない」などという言葉が書かれています。

僕は一度厳しい先生にあたったことがあり、通知表にはずばり「人の気持ちが分からない場面があり、このままでは大人になったとき困ると思われます」

と厳しいコメントが書いてあることがありました。

確かに困ってはいるけど、辛辣ですね・・・

 

健康診断表

大人の場合は健康診断表があるならそれも持っていきましょう。

身体的な数値が分かれば、ADHD以外の病気である可能性もはかれる場合があります。


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