コミュ障ライフ

元コミュ障が「今を楽しく!コミュ障でも楽しく生きていく」をモットーに自分を変えていく方法を紹介しています。

*

物をなくすことが多い不注意優勢型のADHDの主な症状

      2017/04/09

firefighters-696167_640

ADHD(注意欠如多動性障害)を持つ人の特徴の一つに、不注意と言う症状があります。

その中でも、不注意優勢型と言われるタイプがあり、実際に自分の子供が、この症状ではないかと悩む親御さんは多いのです。

今回は、不注意優勢型であると言うケースを紹介しながら、ADHDの不注意優勢型について、お話しましょう。

スポンサーリンク

ADHDの種類

ADHDの症状は、3つに分かれ、先ず多動・衝動性優勢型があり、これは、じっとしていることが出来ない、衝動的に行動してしまうと言った症状です。

2つ目は、不注意優勢型であり、これが、約束を忘れたり、物を無くしたりすると言った症状です。

忘れるという事は、誰にでもあり得ることなのですが、その頻度が多いと、生活に狂いが生じますし、人との信頼関係も崩れるので、生き辛い人生になってしまいます。

最後は、この二つの混合型となります。

 

違和感を感じるのは就学から

学校に入学すると、当然そこには集団と言う社会が待っているので、その中に入れず、一人でぽつんといると、とても目立ちます。

それは性格的な部分もありますが、中には、強い特徴を持っていて、集団に入れない場合もあります。

妊娠分娩歴に異常はなく、母親との生活においてもそう異常性は感じられなかったのに、小学校に入学し、集団の中で生活をするようになってから、異常性に気づく場合が多いのです。

スポンサーリンク

主な症例

例えば、体を動かすことは好きなのに、テンポが遅く、周りに合わせるのが苦手、ピアノ塾に習わせても、不器用で続かなかった。

自分の名前も、就学してから、やっと読める程度で、漢字の読み書きも、周りと比べると、かなり習得が遅いとの担任からの連絡、黒板の文字をノートに時間内に書ききれずに、休み時間に書いている。

ぼぉーとしていることが多く、注意されることも多く、進級につれて、その内容が多くなり、学習にもついていけなくなってくる。

集中しなければならないことに対して、じっとしていることが出来ない、これこそが、ADHD(注意欠如多動性障害)の症状なのです。

 

大人の症状で困ること

子どもの頃は、親や教師がフォローをしてくれていたのですが、大人になると、それはありません。

自分のことは自分でやらなければなりませんし、仕事も家事もありますので、覚えることが多く、その分、ミスも増えてしまうでしょう。

又、それらの一つ一つに自分で責任を持たないといけないことも、多く、益々焦ってしまうのです。

例えば、仕事やプライベートの約束を忘れたり、集中力が欠けてしまうこともあり、片付けも苦手で、家の中がごった返していたり、とてもだらしのない人間に周囲からは映ってしまうのです。

これでは人からの信頼関係も崩れてしまいます。

子どもの頃のADHDも大人のADHDも、生活をする上で、不注意(不注意優勢型)を軽減させる為に、様々な工夫が必要になってくるのです。


スポンサーリンク

 - ADHD , , ,

  関連記事