ADHDの精神年齢は3分の1歳!大人になりきれない理由とは?
2017/12/25
ADHDの精神年齢ですが、年齢の半分以下というケースが多いです。
また、このような問題が起きてしまう原因は、毎日の生活習慣が結びついて起きてしまうことが多いだけで、本人が注意するだけで問題を解決できるケースも珍しくありません。
スポンサーリンク
精神年齢がかなり若い
私もADHDに悩まされたことがあるので、ADHDの苦しみを長年味わってきている人間の1人です。
また、自分がADHDにかかっている場合、自分の精神年齢が人より低いのかどうかは、あまり正確に理解できないことが多いです。
実際に、ADHDの精神年齢は実年齢の半分、もしくは3分の1と言われることが多いので、実年齢に近い精神年齢を有することは難しいことでもあります。
それと、精神年齢がかなり若い状態で停滞してしまうだけで、まったく精神年齢が変動しないわけではありません。
私の実体験となりますが、20代の頃は子供と同じような遊び(ゲームなど)が好きで、その影響をかなり引きずっていたことがあります。
これが俗に言う精神年齢が若いという状況なのです。
本来であれば、人と比較して自分は正常なのか、もしくは他の人と同じようなことができるのかというふうに、自分を第三者の視点で精査できるものです。
しかし、精神年齢が若い場合は、自分の行動を肯定的に判断しないと、自分というものを許せなくなります。
毎日窮屈でつまらない生活を送っていると判断してしまい、それこそが精神年齢の成長に不可欠なのだと判断できないのです。
しかし、社会人としての生活を5年以上続けた結果、段々と快方に向かうようになりました。
なので、ADHDの精神年齢は若いだけで成長しないわけではありません。
なぜ精神年齢が下がってしまうのか
私のケースで、精神年齢が下がってしまった原因を、1つずつ解き明かしていこうと思います。
原因その1は、生活習慣に問題があったからでしょう。
自分は子どもの頃から進んで勉強をしなかったため、実を言うと、まともに勉強するようになったのは高校2年生以降です。
よほどの勉強嫌いでない限り、このような状況に追い込まれてしまう人はいないでしょう。
ですが、第三者の視点で自分を理解できない個人というのは、危機的状況をこれほど判断できなくなってしまうのです。
つまり、判断材料の少なさが自分の精神年齢を引き下げてしまったということです。
原因その2は、性格が素直ではなかったところにあります。
子どもの頃から反抗的な人物で、集団というものが嫌いで仕方がありませんでした。
今ではなんとも思わないようになりましたが、集団の中から離れて生きるようになり、結果的にADHDとして精神年齢を下げてしまったのです。
コミュニケーション不足は、生活感を不足させるだけでなく、自分の未来を危うい方向へと誘ってしまいます。
スポンサーリンク
知能との因果関係は存在しない
私の知能についてですが、それほど低いわけではありません。
ADHDの精神年齢は若く、さらに頭も悪いという情報を良く目にするので、これは本当なのかと調べたこともあります。
ですが、どれほど調べても知能が低いADHDの人、そして因果関係にあたる情報は見つかりませんでした。
ただ、ADHDなので幼い行動が目立つのは事実でしょう。
例えば、私も中学生、高校生の頃に泥団子を作っていた時期がありました。
中学生といっても年齢的には14歳の時なので、周囲の人にしてみれば、恥じらいなどを正しく理解できない稚拙な人物と写ったでしょう。
しかし、ADHDの影響を受けている時は、周りから馬鹿にされることが辛くなく、むしろ、周りの人がやらない稚拙な行動に興味を持ってしまうものなのです。
ただ、頭の中ではそれが良いことなのか、いけないことなのかは判断できていました。
スポンサーリンク