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ADHDは高確率で双極性障害に併発してなりやすいことが判明!

      2017/05/12

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ADHDを抱えて生きる人の多くは、双極性障害も併存していると言われています。

ADHD患者の多くは双極性障害も持っており、2つの障害により抱える問題に悩まされているのです。

高い確率でADHDと併存する双極性障害って、どんなものなのでしょうか?

ADHDは自覚しているけれども双極性障害も併存しているかもしれない、そんな方の為に特徴や関係性、症状をご紹介します。

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双極性障害ってどんな症状、特徴があるの?

私は大人になってから、双極性障害の併存を確認したケースになります。

双極性障害とは、激しく落ち込む鬱状態と、異様に気分が高揚しテンションがあがってしまう躁状態を繰り返す障害です。

私はADHDにおけるストレスや自我のコントロールの難しさなど、自分の中での処理が難しいからこんなにも気分の上がり下がりが激しいのだと思っていました。

 

しかしADHDと双極性障害というのは、40~80%で併存するのだそうです。

この情報には驚きましたが、双極性障害だと分かった時にはひどく納得した気持ちになりました。

私の場合には軽い躁状態の双極Ⅱ型でした。

躁状態の時にはとにかく気分が高揚し多弁になります。

さほど眠らずともガツガツ行動できそうな気分、むしろかなりアクティブになれることも多くありました。

 

けれどその高揚が振り切って考えなしに散財してしまったり、ギャンブルにハマってしまうというケースもあります。

気分が大きくなりすぎて人にズケズケと言葉を言い過ぎて、人を不快にさせてしまうケースも珍しくありません。

そして自分の言いたいことだけを言って、相手の話は一切聞かないなんて症例もあります。

一転、うつ状態になってしまうと無力感と虚無感がどんどん大きくなっていき、食事も満足にとれずに眠れない。

もしくはずっと眠り続けるなんて症状もあり得ます。

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双極性障害とADHDの併存の事実

ADHDと診断された場合、多くの医者が他の障害や症状を併存していないかに着目します。

そもそもADHD自体が合併症を発生させやすい、併存障害の発生の確率が高いものです。

これは世界でも共通の認識であり、ADHDが起因なのか他の障害が起因なのかは人によっても異なります。

 

たとえば、アメリカの子供のADHD患者の70%以上の方が、合併症や併存障害を持っていると言われています。

これが大人にもなれば、併存する障害の数が増えてしまう可能性も高くなります。

それだけADHDによる精神的負担や心因的負担は大きいのです。

日本でもADHDと双極性障害は高い確率で併存することが判明しています。

双極性障害ではなく自閉症スペクトラム障害(アスペルガー症候群など)を併存しているケースも多いと言われています。

 

ADHDと双極性障害で共通する症状とは?

ADHDと双極性障害とは共通すると言われている症状があります。

集中力がなくウロウロとしてしまったり席についていられない、じっとしていられないなどの注意力散漫。

ADHDと診断された子供の中には、授業中に席についていることができないために病院を受診してADHDが発覚したというケースが少なくありません。

 

かう言う私も授業中に教室を飛び出すことが多く、担任から勧められて病院を受診してからADHDが判明しました。

双極性障害の躁状態と、ADHDの異常な行動力の強さは、共に「活力の増大」として似通った症状だと言われています。

さらに双極性障害の躁状態で現れる多弁性と、ADHDにおけるとにかく話しまくる多弁性も共通の症状だと言われています。

 

他には感情のコントロールが難しく強いイライラ感を感じてしまう点なども、共通する症状として挙げられます。

ADHDと双極性障害は切っても切れないと言える関係です。

もしも上記のような症状や特徴に思い当たる節が強すぎる!と言う方は、ADHDだけでなく双極性障害についても病院を受診してみた方がいいでしょうし、どちらの治療法、改善法にも注目する必要があると思います。


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