眠れない体を眠れる体に!ADHDの睡眠の質を改善する方法
2017/04/09
睡眠障害の生活影響は計り知れない!
知られざるADHDの特徴が、夜疲れていても眠れない、逆に眠すぎて支障が出てしまうなどの、睡眠障害です。
なかなかこれが誤解となって、社会生活に大きな支障をきたすことがあるんですね。
経験者だから知る、ADHDの睡眠、その質と改善方法を一緒に考えましょう!
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ADHDの睡眠障害は複合的
健康的な人は夜になれば必ずある時間になると、起きてはいられない強い眠気に襲われます。
実はこれ、疲労のせいではないことを知っていましたか?
人間の脳には、太陽光など強い光を浴びると自然に体の機能が活動するように、変わります。
有名な睡眠障害に認知症患者などが引き起こす、概日リズム睡眠障害があります。これは昼と夜の区別を脳が認知できなくなる症状です。
更にもう一つ、意味不明な不安に襲われる強迫神経症にも、緊張性睡眠障害があります。
こちらは本来であれば日中にあった軽いストレスなのが、それがいつまでも続くような不安を抱えて眠れない睡眠障害です。
ADHDの睡眠障害は、この2つが重なり合って不安定なのが特徴です。しかも脳による障害だとは気が付かないのです。
この睡眠障害が、過眠などの正体でもあります。
基本的に睡眠障害は、病気です
残念なことに現代社会の中では、睡眠障害の苦しみをわかってくれる人は少ないです。
これは心療内科の医師からも、、「睡眠障害の重度な人は、完治するのは難しい。」といわれした。
脳神経の障害とは、怪我や血管性の場合は神経細胞が破壊される場合、レントゲンなどで原因は探れます。
しかしながら、ADHDなどの障害は、、脳神経同士で伝達するノルアドレナリンなどの過剰な増加など、神経伝達の障害です。
つまりADHDの人だけが持っている「特異体質」なんです。治療ではなく、睡眠障害を起こす前に、睡眠の捉え方を自分で変えていく必要がります。
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ADHDの初期治療、睡眠導入剤はなるべく控える
前述したように、ADHDの睡眠の質は2つの睡眠障害・不眠症の特徴を持っています。
従って覚醒や睡眠を即す薬は、最終手段だとお考え下さい。薬に頼ると常用性だけが残る可能性があります。
安眠できる環境を作ろう!
最初にやることは、睡眠環境です。次の事を念頭に自分の寝る環境を見直してください。
1.生活空間と寝室空間を分離させる
2.明かりを消すと何も見えないほど、徹底的に光漏れを無くす
3.寝る前にすべての用事を済ませる
4.空調をしっかりさせ、薄着で過ごせるようにする
5.アロマなどを利用し、就寝を特別な時間にする
1は非常に重要です。生活空間が暗くしても周囲が見えていると、目をを開ければたくさんの物が見えてしまうからです。
これは2も同様な理由からです。
3はトイレだけでなく、翌日の準備もすべてやり終えます。
寝ようと思う時間30分前は、何も頭を使う事のない、テレビやラジオなど、自分が動かなくても良い事をしましょう。
途中で寒い、あるいは暑くて起きること無い様、寝室の空調は事前に調整しておきます。
アロマは火を使わなければ大丈夫です。私は男性ですが、質の良い香水を微量にパジャマに着けて寝ています。
テラピー療法の応用ですね。「寝る行為」自体が、特別な行為にしてあげることは、それが毎日の楽しみになります。
睡眠を特別なことに考える、これはなかなか良いアイデアだと思いませんか?
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