家事を任せられない!ADHDの妻をもって大変だと感じる旦那さんのエピソード
2017/04/09
僕はまだ未婚ですが、来年か再来年あたり彼女と結婚したいと思っています。
まあ彼女がプロポーズをOKしてくれればですけどね(^^;)
自身はあります!
僕自身がADHDですが、中には割合は少ないですが女性もADHDの方がいます。
男性に比べて女性のADHD4対1の割合で少ないとされていますが、これは女性のADHDが発見しずらい環境にあるのも関わってくると思います。
女性の場合は、ちょっと変わった行動があっても天然でかわいい、と済まされたり、専業主婦になって気づかれにくいという点があります。
今回は僕が通っている「ADHDの会」で、同じ障害を持っているADHDの女性の旦那さんの話を聞いてきました。
やっぱり、ADHDの妻を持つと旦那さんは何かと大変なことも多いようですね。僕がいうのもなんですが。
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ADHDの妻をもつ旦那さんが困っていること
家計を任せることができない
ADHDは数字に弱いという特徴があり、簡単な計算でも間違えることがよくあります。
例え電卓を使っても間違えるんですから、もう計算はまかせない方がいいですね。
旦那さんの話で印象的だったのが、
「子供に数字を教えているとき、妻が1、2、3、4と数えていて、ちょっと何かが気になると、数えていた数字を忘れてしまうんです」
これは僕もよくあります。
簡単なことをしていて、何かに気を取られると簡単なことをしていたはずなのに、何をしていたか思い出せないんです。
それが数字が関わるときはこれが顕著に表れると思います。
ADHDにもタイプがありますが、数字に弱いタイプは、数字を目にすると集中力が低くなり、他のことに気を取られやすくなります。
苦手なんで、避けたいというADHDの本能ともいえる特徴が働いてしまうんですね。
これは直るものではないので、数字に弱い奥さんを持つ旦那さんは、家計簿は妻がつけるもの。
と考えずに、旦那さんがつけて、家計をしっかり預かった方がいいですね。
家が散らかっている
片付けができないという特徴は、ADHDの中でも表れやすい症状です。
男性では片付けられない、片付けない人が多いのであまり問題しされませんが、女性のADHDはこの特徴が大きく問題視されます。
やはり家の中の片づけは妻がやるべきという考え方が主流なので、片付けができないと、「はぁ?」と怒ってしまう旦那さんもいます。
ADHDの会で話されていた旦那さんも、怒っていた一人だったそうです。
「妻は専業主婦なのに、帰ってきたらなぜか今朝出ていったときよりも部屋が汚くなっている。
明日は片付けといてよ、と頼んでも、さらに汚くなっている。
なんでこんなこともできないのか、とてもズボラな妻で、結婚を間違ったかもと思った時期もありました」と話されていました。
しかしADHDの存在をネットで知り、妻がADHDと診断されたことで、旦那さんの中ではほっとしたそうです。
れっきとした脳の障害なら仕方がない。
怒っても治るものでもないし、本人がズボラなわけでもないと分かったことが救いになったそうです。
それからは妻のお母さんにもたまに掃除を手伝ってもらいながら、少しずつ片付けを頑張っているそうです。
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近所とトラブルを抱えている
とくに子供が幼稚園、小学校に通い始めるとママ友づきあいが濃厚になってきます。
ママ友づきあいはほとんど旦那さんはノータッチの分野で、ママと子供が主体の関係性です。
それだけトラブルは起きやすく、自分だけでない子供が関わるものですから、関係性はナイーブで気を付けなければいけないことばかり。
それを、ADHDの奥さんは雰囲気がわからず、空気の読めないことを言ってしまったりしてトラブルになるんですね。
旦那さんもしばしばトラブルの仲裁に入らなければいけないこと、相手先に謝りにいかなければいけなかったりと、何かと大変なようです。
子供の要求に応えられない
子供も学校に通うようになると、体操服に名前を書かなければいけなかったり、裁縫をしたりと、何かと細々することが出てきます。
小学生ともなると、子供も人の目を気にするようになり、普通という基準を知り、求めるようになります。
「妻は時が汚く、体操服に書いた名前を他の子供に笑われたそうです。
他にも娘に給食費を持たせたらその中にお金を入れてなくて娘が怒られたり、
運動会に家族で応援に行ったとき、「お前のお母さん変な人!」と男子からからかわれたそうです」
このような経緯から、子供はお母さんに対して怒ったり、もうお母さんは何もしないで!と言われたこともあったそうです。
子供は普通を望み、その障害を分かってくれないですから、何かと辛いものがあります。
お母さんができないことは旦那さんが代わりに勤めるなど、夫婦でのサポートが重要になりますね。
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