これだけはしてはいけない!ADHDの子供への接し方
2017/04/09
これだけはやってはいけないADHDの子供の接し方
実際にADHDや発達障害の子供を持つ、親御さんからよく相談を受けます。
その中で育て方の参考になることを、よく聞かれる事があるのですが、代わりにいつも私が説明するのは「してはいけない事」の詳細ですね。
禁止ルールを作ることで、それ以外は自由な接し方や育て方が可能なのと、出来るだけお子さんの個性や性格はあまり制限させないほうが、健全だと思うからです。
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否定はしないこと
ADHDの子供は、まず自分の言動に関してそれが、相手にどんな影響があるかは理解できていません。
これは、ADHD以外の発達障害にはよくあることですが、一方的な主張というより、話を繋げて上手に自分の意志を伝えられないのです。
しかし聞いている方は、特に親の場合は子供のワガママに解釈されてしまいます。
まず論理的に否定したり、言葉による理解で収めようとする接し方をするのは良くありません。
絶対にご褒美はあげない
これも間違ったやり方ですが、ADHDの子供も普通の子供のように、
欲求と要求は未発達で、大人のように「これをやるには、最後まで責任を持って。」という、やり遂げる能力は低いです。
叱ることに暴力を加えると、まず身体的痛みだけを子供は記憶します。
痛みを避けるために口にしないとか、行動を自分で抑制するというのは、
単なる恐怖心やストレスによる我慢を蓄積させるだけなので、痛みを伴う接し方では効果はまず無いと考えていいでしょう。
だからといって、「口で説明すればわかる。」ではありません。
ADHDの子供は記憶力は、ほぼ同年齢の障害のない子供と同じですが、理解力の点で不利になっているだけです。
その為行動抑制に行動を使って防ぐ、「~ができたらご褒美だよ。」というのは、逆に好みの偏向で行動の目的が結果と必ず結びついてしまうので、これはNGです。
やり過ごす癖を身につける
ADHDの子供はよく泣きます。
発達障害の子供には特に顕著で、その泣き方は非常に激しいことが多いです。
多くは理不尽で理解しがたい子供の要求に、親が全く聞いてくれない、あるいはその要求の根本がおかしい事に子供は理解してい無いことが原因です。
その泣き叫ぶ前に、「静かにしなさい。」とか、「今は駄目。」というような言い聞かせや、
「わがまま言うなら、勝手にしなさい。」とよく言ってはいないでしょうか?
そうではなく、これは子供の言う言葉は目をキチンと見て。
話を聞きながら、時には「うん、うん」と話を聞き、しかしながら自分がさせたい様に行動を分離するなど、工夫が必要です。
要は「話を聞いているフリ」です。
一方で、その注意力散漫は小さな子供ではよくあることですが、子供からの話の返答は小さな声で、
自分が何かを言う時はやや大きな声で、子供の注意を引きつけるという接し方があります。
何にせよ、無視や説得はADHDの子供に対しては良い効果は無いといえます。
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何か従ってくれたら、普段の倍で褒める
この「倍で褒める」とは、表現をオーバーにするのではなく、その回数を倍以上にするという意味です。
ADHDの子供が他の子と同じように出来る能力は、「自分が既に知っていること。」です。
「そろそろお片付けしようか。」と親が自分から、散らかしたおもちゃを片付け、
なかなか話そうとしないおもちゃを子供が手放した瞬間、「あらーいい子ねぇ。可愛い。」と非常になんでもないことにも、褒める癖を付けます。
なかなか騒いでうるさいときも、「静かにしなさい。」という命令は禁物です。
ADHDの特徴は、行動と言葉がうまく連動しないという点にあります。
むしろ、自分は非常に冷静に静かで全く動じないという時間で、それが長くなると子供は必ず途中で辞めます。
なんでも短時間、長時間はやらせない
ADHDの子供は、他の子供以上に集中力がない場合があったり、一つのことにいつまでもこだわる時があります。
そこで、なんでもやらせたいことは細かく分解し、単純な事を順番に教えると良いです。
以前、知的障害のある人を雇用している職場を観察しましたが、
最初は「箒を取ってください」、「私と同じようにこうやって真似してみて。」など、順序を一つ一つその場で、一緒になって行動を見本で示していました。
今では、全く付き添い無しでキチンと清掃業務をこなしています。
一種の「慣れ」ですが、こうした手間を惜しまない方法は、ADHDの脳機能障害を抱える子供にとっては、自立させる第一歩となります。
つまりはサポートを常に前提とした接し方です。
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