コーヒーを1日5杯飲むADHDの僕のカフェインについての考えとその効果
2017/04/09
僕は1日の間で、朝寝起きのコーヒー1杯。
会社について仕事初めにまた1杯。
ランチタイムに1杯。
夕方ごろにまた1杯。
夜ご飯を食べたあとにまた1杯。
という感じで、最低1日に5杯コーヒーを飲んでいます。
これでも控えているほうで、本当はもっと飲みたいんですが、なんでも取りすぎはよくないと思ってぐっとこらえています。
とくにコーヒーって体にいいとか悪いとか、「本能寺の変~」みたいに諸説ありますもんね。
そして最近科学的に分かったことですが、なんとコーヒーとADHDには深い関係があることが判明しました。
その内容を踏まえて、僕がコーヒーとADHDの関係について考えてみました。
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ADHDだからコーヒーを飲んでいる!?
よく考えてみると、僕はコーヒーを飲み始めるのが早かったです。
小学校3年生くらいから自然と飲み始めて、毎日3杯は飲んでいたと思います。
本当はもっと飲みたかったけれど、コーヒーってあんまり親が飲ませてくれないんですよね。
だから1日3杯が上限と決まっていました。
だから大人になった今でも自然と飲んでいましたが、じつはこれ、僕がADHDだから飲んでいる可能性が出てきたんです。
カフェインにはADHDを抑制する力がある?
アメリカのニュースで気になる情報が飛び込んできました。
エール大学公衆衛生大学院のチームが、小中学生に対しての普段どんな物をどのくらい飲んでいるのかを調べました。
それにより、発育や脳に何らかの影響は見られるのか、という実験です。
結果は驚くことに、カフェインたっぷりのエナジードリンクや砂糖たっぷりのジュースを飲む子供は、
そうでない子供と比べて、多動行動をする確率が66%も増えるという結果になりました。
これって結果としてはかなりすごいことです。
確実にカフェインはADHDに何らかの影響を与えていると確定づけられたわけですからね。
カフェインは有害?それとも救世主?
この結果から、エール大学公衆衛生大学院は「エナジードリンクとADHDは何らかの関連性がある」という結論づけました。
しかし、「どのような関連性があるかは研究してみなければわからない」と、その良しあしについてはまだ分からないそうです。
この結果から言えることは、両極端なことがいえます。
ADHDの子供がカフェインを大量摂取するのは、カフェインが自己治癒に繋がるからである。
あるいは逆に、カフェインの大量摂取によって、子供がADHDを発症している可能性がある。というどちらかになると思います。
これはどちらも憶測を呼んでいますが、総合的にカフェインを取っただけでADHDや注意欠如になることは考えにくいという意見が多かったです。
しかしお医者さんの意見としては、カフェインは子供の発達に悪影響を及ぼすため、大量に飲ませることは危険だという意見が目立ちました。
とくにADHDは医師の診療を受けている場合、カフェインと一緒に飲むことはNGだとされています。
2つの意見は真っ向から対立しており、カフェインがADHDに影響を与えているのは確実ですが、はたしてそれが良いのか悪いのかはまだ未知数ということです。
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僕が思うカフェインの実体験
しかしADHDの僕が実体験として思うことは、カフェインはADHD、とくに大人には良い影響を与えるんじゃないかなと思います。
コーヒーを飲むと頭がすっきりして、一時的にでも雑念が吹っ飛び、集中出来るように感じます。
いつもは頭の中が色んな考え事でいっぱいで、あれをしたりこれをしたりと行動がとびとびになりますが、こうしてコーヒーと一緒に文章を書いているときは大丈夫です。
今思えば、決して小学生のときは苦いコーヒーなんておいしくはなかっただろうに、あんなに欲して飲み続けたのは、僕の体の自己治癒力が働いたんじゃないか、と思います。
でも子供には悪影響の可能性が
大人にならカフェインはそれほど大した影響はありませんが、発達途中の子供には悪影響がある可能性があります。
コーヒーは飲んだとしても一時的に頭がさえるだけで、それはほんの数分の効果です。
その力は強いため、ADHDは本能的にカフェインを求めるのかなと思います。
しかし、カフェインは頭が冴えるメリットだけではなく、悪影響も与えます。
研究結果では、エナジードリンクを大量摂取する子供は、多動、緊張、めまい、ふらつき、冷や汗、落ち着きがないなどの行動が見られたそうです。
これは体の中の毒素を排出させるためにカフェインを取り、そしてそれを取ったことで、このような副作用的な悪影響が出ているんではないかと思いました。
あくまで僕の推測ですが、体感的には今もそのように感じます。
コーヒーを飲まないと集中できない。一時的に集中できる。でもまた落ち着きがなくなってふらふらしてしまう。またコーヒーを飲む。
といった感じです。
小さな子供にはその悪影響が強く、飲ませない方がいいという意見は正しいかもしれません。
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