コミュ障ライフ

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ADHDのヨシくんが結婚!ADHDの赤ちゃんに見られる症状と特徴を聞いてみた

      2017/04/09

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僕が所属している「ADHDの輪の会」で、数年前ADHDである友達のヨシくんがめでたく結婚されました。

奥さんはADHDではない女性なのですが、ADHDにとても理解があり、仲良く結婚生活を送っているそうです。

そしてヨシくんには2才になるテツタくんという赤ちゃんが誕生したんですが、どうもADHDを受け継いでしまった疑いがあるそうです。

 

僕もあと数年のうちには彼女と結婚したいと思っているので、赤ちゃんの遺伝や症状にはとても興味があります。

今回はADHDの赤ちゃんに表れる症状や特徴などを、ヨシくんの奥さんから話を聞いてきました。

また、ADHDである僕を育てた母にも、テツタくんと同じような特徴があったかを聞いて裏どりしてみました。

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とにかくよく泣く

テツタくんのお母さんは、育児にあまりに大変な時期ノイローゼになって一度実家に帰ったそうです。

半年ほど実家で両親の手を借りながらテツタくんのお世話をして、なんとか今は体調を取り戻したそうです。

「とにかくすぐに泣く。やっと寝てくれたと思ったらテーブルにコップを置く音で目を覚ましたり。

どんなに音に気を付けていても、ドアを開けてその光が差し込んだ変化だけで目を覚ましたり。

とにかく敏感で、長い時間ゆっくり寝てくれない。すぐに泣いて騒いでしまうんです」

と、テツタくんのお母さんはちょっと疲れたように話をしてくれました。

 

「あと、なぜ今このタイミングで泣くの?というときに泣くんです。

普通に抱っこをしていてあやしているときでも、おむつを替えてお腹もいっぱいで、何不自由ないとき急に泣き出すんですよ。

他のお母さんに聞いてもあまり同調してくれなくて・・・これってやっぱりADHDの赤ちゃんの特徴なのかなと思いました」

 

触られるのが嫌い

ADHDの赤ちゃんは、お母さんの話の通りよく分からないタイミングで泣くことが多いようです。

これはやはり、ADHD特有のこだわりなどがあり、赤ちゃんも何が何だかわからない理由で泣いているのでしょう。

大人になった僕でさえ、「お前は何を考えているのかわからないよ」とよく言われます。

大人でもよく分からないと思われているのに、言葉を話せない赤ちゃんの気持ちを読み解くのは不可能ですよね。

 

また、ADHDの赤ちゃんは触られるのが嫌いという特徴があります。

これは肌や神経の感覚が敏感で、触られると驚いてしまう。不快に感じてしまうということがあるようです。

実際僕も痛みや温度にはとても敏感で、また人とはその感じ方が違うように思えます。

普通の赤ちゃんには快適な状況でも、ADHDの赤ちゃんにとっては不快な環境だと感じられて泣いているのかもしれません。

しかし、赤ちゃんが何を求めているかを100%理解するのは、この段階では不可能だから困ってしまうんですよね。

 

どんなに熟睡しても2時間が限度

普通の赤ちゃんは熟睡するとき3~4時間程度眠ることが一般的です。

ADHDの赤ちゃんは、眠りが浅く神経感覚が敏感なので、ちょっとしたことで起きて、ほとんど長く眠っていることがありません。

そのためお母さんは育児ノイローゼになりやすく、このときお父さんが協力してくれないとそのまま離婚してしまう夫婦も少なくないようです。

 

また、ADHDは男性が多いため、必然的に旦那さんがADHDであることが多くなります。

赤ちゃんはなんだかとても育てにくい。旦那さんも育児に興味長く協力してくれない。

こんな環境なら、それは誰だってノイローゼになります。

夜泣きが普通の赤ちゃんよりはかなり大変だということを知っておき、旦那さんはもとより周りの協力がないとやっていけないかもしれません。

 

つかまり立ちが遅い

ADHDの赤ちゃんはよく動いて起きている時間も長い割に、成長が遅いという特徴があります。

テツタくんもつかまり立ちが平均と比べると遅かったそうで、1歳5か月ごろにようやくつかまり立ちしたそうです。

普通は1歳くらいのころにはほとんどの赤ちゃんがつかまり立ちを覚えるので、やはり親としては心配ですよね。

 

僕のことも母に聞くと、1歳2か月のころだったとやはりちょっと遅かったそうです。

ちょっと昔の人ですから、あまり遅いものですからスパルタ教育で強制的に器具をつけて立ち上がらせていたそうです。

ADHDだと発育は普通よりちょっと遅め、でもいずれはできるようになるから、長い目で見ていた方がいいと思います。

僕も色々遅かったですが、今では営業サラリーマンとして、同世代よりは稼ぐ事ができていますしね。

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目が合わない

ADHDは周りに同調したり、人の気持ちを読み取ることが苦手です。

周りと同じ行動ができないということですね。

赤ちゃんはとくにその行動が素直に表れ、それが赤ちゃんの顔を見ても、赤ちゃんが目を合わせてくれないという症状になって表れます。

一人目の赤ちゃんを産んだお母さんは、「赤ちゃんってこんなものか」と思うことがあるようですが、赤ちゃんも目はしっかり合わせます。

テツタくんのお母さんは、妹の赤ちゃんの面倒を見たことがあるので、すぐにその異変に気が付いたそうです。

 

「どんなに顔を見ても目を合わせてくれないから、やっぱり旦那のが遺伝しちゃったかな。

でもそれを含めて結婚したから、このことも向き合っていきたい。今は大変だけどね」と語ってくれました。

ADHDの赤ちゃんの症状としては見分けやすいポイントなので、チェックしてみましょう。

 

敏感に反応する

これをしたら泣く。こうしたら泣かない。

というこだわりともいえる癖がADHDの赤ちゃんには見られます。

テツタくんのお母さんは、「何にでも対しても泣くので、何に反応しているか分からない」そうです。

母に聞いてみると、僕ははっきりと分かる癖があったそうです。

 

何でもお風呂に入れる時、その温度が1度でも違うと泣き喚いたらしく、温度計を入れて慎重に測っていたそうです。

かなりうざい赤ちゃんですねw

その特徴は今の僕にも当てはまっており、自宅でお風呂は自分で温度を管理できるのでいいですが、温泉とか一切だめです。

自分が決めた温度でないと入れないので、温泉に行ってもご飯を食べるだけみたいな。

このような何かに対して敏感に反応するという癖が見られますが、赤ちゃんの場合は何に反応しているのか分からないことが多いようです。


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