■仕事や生活、食べ物においてADHDを悪化させる4つの原因
2017/04/09
ADHDの症状は治療で軽減させることができますが、状況によっては逆に悪化させてしまうこともあります。
僕の場合は、営業で結果が出せない日が続くと、そのストレスで酷くイライラしてしまいます。
それは当たり前だと思うんですが、僕の場合そのイライラを抑えることができず、同僚や上司にまでイラついた態度を取ってしまうことがヤバいです。
上司はADHDのことを理解してくれているのでなんとかなっていますが、普通だったらクビになるようなこともいくつかしてきました。
今回は、そんなADHDの症状が悪化してしまうことがある、原因についてまとめます。
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ストレス
ADHDは睡眠障害などを併発することが多く、それにより疲れやすくなったり、体調不良になるケースが見られます。
また、人とコミュニケーションが取りにくいため、周りとの協調性に欠けます。
このような様々な生活を困難にさせるストレスが、ADHDは普通の人より多く感じる環境にあります。
ストレスは、ADHDを悪化させる原因で最も影響力が高い要因です。
このストレスは、とくに大人のADHDに大きな負担となってのしかかってきます。
実際にうつ病を発症してしまったり、アルコール依存症になることが確認されています。
月経前不機嫌性障害(PMDD)
これは女性の場合だけですが、月経前の月経前不機嫌性障害(PMDD)の影響が考えられます。
月経前不機嫌性障害(PMDD)になると、月経前は体が不調になったり、意味もなくイライラしたりと、自分をコントロールすることができなくなります。
それに伴い、ADHDの症状も悪化することが分かっています。
女性のADHDは、月に数日必ず不調になる日があると思ったら、不調になる日をカレンダーにつけておき、これを確認してみましょう。
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環境へ適応できないストレス
学校や仕事など、自分の能力を問われる場所で、ADHDはその能力をしっかり発揮できないことがあります。
とくにADHDにとって苦手である事務や人とのコミュニケーションを密に取らなければならないなどの仕事では、ADHDは能力を発揮できません。
そのため、「なんで自分はこんなに何もできないんだ」と、必要以上に落ち込んでしまうことがあります。
「■ADHDに向いている職業22個。適職に就けば才能を活かせる!」
でも書きましたが、ADHDには適職につきさえすれば、普通の人よりも能力の高い仕事をこなせます。
このように自分を変えずとも、自分の能力がそのまま活かせる環境に身を置くことが、悪化を防ぐことに繋がります。
症状を悪化させる食べ物
砂糖、カフェイン、炭酸飲料、黄色い野菜、ジャンクフードなどは、ADHDを悪化させると言われています。
このような食品を頻繁に摂取した子供は、ADHDを発症する割合が高いとすらいう話もあります。
しかし、僕としてはこのような食べ物で症状が悪化するとは言いずらい気がします。
このような食品を食べなかった場合でも、比較してみると症状の軽減や悪化にはほとんど差がないというデータがあるからです。
自分の体調がとても悪くなるなら、その食品自体が自分にあっていないのかもしれません。
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