なぜ片付けられないの?ADHDによく見られる部屋が汚い理由
2017/04/09
よくテレビの特集で、「片付けられない人」と言うテーマで、部屋が汚い芸能人のお宅訪問と言った番組があります。
芸能人だけでなく、一般の人でもなかなか片付けられないという人はいて、片付けようと努力はしているけど、なかなか上手く行かないという人がいます。
これは、ADHDに見られる症状でもあるのです。
そこで、今回は、ADHDと片付けについて、お話していきましょう。
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なぜ、片付けられないのか?
発達障害の一つであるADHDは、集中力の欠如が見られる為、一つのことに注意しながら作業をすることがとても苦手です。
その為、片付けと言う作業に対しても、すぐに飽きてしまうのです。
中には、何十年もゴミの中で生活をしているようなゴミ屋敷の住人になってしまう人もいます。
買物依存が多い!?
ADHDの人の傾向では、衝動性が見られる為、必要でもない物を、衝動的に買い込んでしまう、買い物依存的な要素があります。
物が増えるということは、当然、家の中は限られたスペースなので、物でごった返してしまい、上手く整理整頓ができないADHDの人は、益々部屋が散らかってしまうのです。
整理しようにも、上手く順序立てて整理することが出来ずに、結局、ゴミ部屋になってしまうのです。
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先ずは物を減らすことから!
物で一杯になっている部屋は、整理する為に、先ず、要らない物を捨てるという努力が必要です。
「これは後で使うかもしれない」といった、かもは、あくまでも仮定であり、絶対的に使うものではなく、意外とあんまり使う要素が無いものばかりです。
特に雑誌等は、最新号だけ残して、後は捨てるようにすると、溜まることがありません。
日々こまめに整理をすれば、一気に掃除となると大変で頭がこんがらがってしまうので、少しずつ整理してきましょう。
物を置く場所を決めておく
片付けの一番大事なことは、物がどこにあるかです。
あちこちにその場限りに置いてしまうと、後になって、置いてある場所が分からなくなるので、置く場所を固定させるように努力することです。
これはここ、これはあっち、と言う風に置く場所を決めておくと、後で探しやすいですし、無くし物も少なくなることでしょう。
片付けというのは、ADHDの症状を持っていなくても、性格的にどうしても片付けられないという人もいますが、毎日少しずつでも片付けることを習慣にすることで、掃除が簡単になるので、日々習慣づけるように努力してください。
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