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ストレス解消!ADHDの改善に効果があるおすすめ運動ベスト3

      2017/04/09

シンプルで簡素なジョギングの習慣

実際ADHDの方がいる家族の中では、身内に言われて軽めのジョギングをしていることが多く聞かれます。

これにより、ADHD自体が快方に向かって、物忘れやうっかりミスが減ったという具体的なケースは少ないですが、

そうした日々のストレス軽減で、睡眠障害や倦怠感、やる気のなさを軽減して前向きになる効果はあると言われてます。

ジョギングに関しては、コースにちょっとした工夫が必要なんだそうです。

 

昼間ではなく夜、あるいは夜明けぐらいの非常に周囲が静かな時に、少し家から離れた公園や川の土手など、時間にして30分程度が効果あるようですね。

それと必ずアラーム時の時計を身に着けることです。

例えば何時までに帰宅するといった場合は、自宅まで往復を考え時計のアラームをセットし、

片道で往復時間の半分の時間で「アラームが鳴ったら、帰路につく」という工夫をするとスケジュールも守れます。

ADHDの人は、時間の概念がないのではなく、スケジュールをたくさん脳裏に記憶しておくことが苦手なのです。

 

従い、時間配分は予め決めておき、それをそのタイミングで外部から知らせて、記憶を代わりに呼び出す必要があります。

記憶と記憶の結びつきが弱いんですね。

1日のスケジュールを紙に書いて玄関先に掲示し、必ず朝起きたら見る様にするなど、運動も日課や、スケジュール通りに行うのがADHDの場合は相性が良いです。

またジョギング中に時計を見なくても、アラームが鳴ることがきっかけで、次に何を行うか気が付くことも出来ます。

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単純な有酸素運動が効果的

ジョギングでも、別にADHDの人はマラソン大会に出場するとか、タイム目標を掲げる必要はありません。

重要なのは、脳に充分な酸素を供給するような、有酸素運動を上手に活用することです。

有酸素運動とは、「呼吸をしながら、ゆっくり体を動かす」ことで、あまり激しい運動では、疲労と筋肉の緊張で瞬発力だけしか使いませんから、

体をほぐすような運動がADHDには効果的です。

 

軽めのジョギングもそうですが、手軽にできるのはウォーキングで、これも出来ればなるべく早朝や夜などで、街中よりも郊外の静かな環境で行うと良いです。

ADHDの人は。、周囲に様々な刺激があると、それだけで小さなことに気を取られ、集中力を失う特徴があります。

そこで視界に入る情報を少なくするとか、運動をする場所の見晴らしが良ければ、自分に近い音や気配の刺激は遠のくので、非常に都合が良いのです。

 

実際にADHD以外で、軽度の認知症などでもジョギングのような軽めの運動は効果は高く、特に鬱傾向になりがちな心理を、

前向きに戻す効果はかなり高いといわれています。

また運動をすると、全身の血液を大量に循環させることになるので、「やる気」を引き出す意味でも効果は大きいです。

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逆に効果の少ない運動は?

一方で、ADHDの方にあまり効果の薄い運動では、「ルールがあるスポーツ全般」ですね。

ボール1個と2人でやるキャッチボール程度は、何も問題ありませんが、

テニス、野球、球技全般などは複数の人と協力、あるいは審判やルールなどの記憶に頼ることが多いので、ADHDの人はかえって運動中にパニックを起こしやすいです。

 

言ってみれば勝ち負けに無関係なスポーツなら、ADHDの方でも、運動で障害が不利になることないということです。

その点ジョギングは非常にシンプルで、自分なりにただ真っすぐ軽めに走る、そんな単純なスポーツです。

そこで、なかなか普段はジョギングやウォーキングの時間が取れない人は、

スポーツジムに通って、トレッドミル(一人で行うランニングマシン)などの、黙々と行う単純運動がADHDの方には非常に効果があります。

 

まず、運動の時間指定を機械任せに出来ますし、ほとんどトレーナーの指導が必要ない事です。

加えて、スピード調整やランニング距離なども、一定の固定された場所で目標設定できるので、「やりきる」という達成感を味わうことが出来ます。

自信回復という意味では、ADHDの方では良い効果はあるでしょう。

 

医学的にも実証された、有酸素運動の効果

ADHDの海外研究では、6歳から18歳までのADHD障がい者への、ランダムな比較実験結果では、

有酸素運動を一定期間、継続的で規則的に行うと注意機能、多動性、衝動性、不安、社会的障害に改善効果は現れてくると、報告書が示されています。

運動時の心拍数では、最大心拍数の50%~70%ぐらいが丁度良く、この運動はやはり軽めのジョギング、

ちょっと疲れた程度の早歩きのウォーキングなどが、それに該当します。

 

但し、物忘れなどの認知機能は脳神経の問題ですので、直接こうした運動で改善が期待出来るとするのは早計ともいえます。

一番の効果は、不安や衝動、多動性の抑制ですね。

ADHDとして、日々悶々としているのなら、とりあえずジョギングなどで体を動かすというのは、一定の効果はあるという事のようです。


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