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ADHDの過集中の体への負担がヤバすぎる。対策方法まとめ

      2017/04/09

ADHDの過集中とは?

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ADHDの症状の一つに、過集中というものがあります。

「集中することはできないよりいいんじゃない?」と思うかもしれませんが、ADHDの過集中は普通の集中とは違います。

仕事や学業においてメリットもありますが、体に負担がかかりすぎることや虚脱症状を考えると、やはりデメリットのほうが大きいです。

今回は、ADHDの過集中とはどんなもので、その対策についてをまとめます。

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過集中のメリット

・周りの声や音が聞こえないくらい集中できる

・何時間、何日でも没頭できるため、普通の人ではこなせないことができる

・普通なら3日かかることを、1日で終わらせることができる

・テスト期間などに過集中を発揮すると、それだけでテストは高得点が取れる

(そのため学生時代はテストの点が強く影響するため、優等生と思われやすい。

しかし大人になり仕事をするとボロが出る)

・適職に就くことができれば、天才と言われる可能性がある

 

過集中のデメリット

・自分が興味があることしか過集中を発揮できない。

過集中を発揮することは、かなり限定的なので、仕事や学業で全く威力を発揮できないことがあります。

ゲームなどに過集中を発揮してしまうと、それだけでゲーム廃人になってしまいます。

・虚脱状態になる

これが過集中のもっともなデメリットだと思います。

とにかく過集中した後は、ヤバいくらい力が抜けて、何もやる気が起きなくなります。

それまで集中していたことさえ、何も感じなくなります。

・体が不調になる

トイレに行くことや食事を取ることすら忘れるので、体自体は悲鳴を上げてボロボロになります。

過集中が解けた時、一気に虚脱状態になるのは体に大きな負担がかかっているためとも思えます。

またそこから回復するのに、過集中していた時間の3~4倍はかかるので厄介です。

・命の危険がある場合がある

あまりに体をおろそかにし過ぎて、一度ぶっ倒れて入院したことがありました。

あのときはなぜか活字を読むことにハマってしまい、とにかく3日間何も食べずに本を読んでいました。

これは恥ずかしい話ですが、なんと気が付かずに布団に漏らしていたほど、過集中していました・・・。

普通の人が聞いたら、はっ!?となる話ですが、これが過集中の怖いところです。

 

過集中になる条件

僕の場合ですが、過集中を発揮するにはある条件があります。

・体調が良い時期になる

・過集中が立て続けに起きることはない

・ストレスが高いときになりやすい

・何かに強い興味を惹かれると、スイッチが切り替わったかのように過集中に陥る

・夜に発症しやすい

僕の場合ですが、このようなときに過集中を発症しやすいです。

人によりこの条件は違うと思いますが、当てはまるなと思う時は、あまり無理せず体を休ませたほうがいいですね。

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過集中への対策

強制的に休ませる

過集中にもっとも有効な対策方法は、人にその呪縛を解いてもらうことです。

仕事中なら、同僚や上司に過集中してしまうことがあることを理解してもらい、「もう定時だから帰れ!」と強制的に帰らせてもらいましょう。

過集中は一回強制的に解いてしまえば、悪化することを防ぐ事ができます。

ADHDはこのようなことがあるため、一人暮らしもしないほうがいいですね。

家族がいれば過集中に気が付き、止めてもらうことができます。

 

アラームをつける

僕は不注意などを防ぐ目的もありますが、過集中防止のためにも携帯でアラームが鳴るようにしています。

アラーム音はお昼にはあまりうるさくない音にしていますが、夜などは大音量で、ビービ―!という危険な音をアラームにしています。

これは僕の場合夜に過集中が発症しやすく、また仕事している可能性があるためです。

 

僕の仕事の場合、忙しいときは帰りが午前様になることがあるので、夜10時ごろにこのアラームがなるようにしています。

これがなると、「あっもう10時か。集中しすぎていたかもしれない」と振り返ることができます。

そしてたまにけたたましくアラームが鳴っているのにもかかわらず、それを止めないと同僚が過集中していることに気が付いてくれる仕組みです。

 

効果がない方法

とにかく過集中に陥ると、スケジュールを立てたり、時計を見て時間を把握しよう。と目標を立てるのは無駄です。

そういう当たり前のことができない状態になるので、過集中なんです。

とにかく自分から過集中をとくアクションはほぼ不可能なので、周りや外側からのアクションが必要になります。

自分一人で何とかしようと思わずに、周りに助けを求めたり、音や動きで過集中をとく仕組みを作るしかないと思います。


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